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【パチンコ経営企業分析】「スマスロ北斗の拳」がパチスロ全体の資産価値額を底上げ、2023年4月の資産価値(パチスロ編)

今回はパチスロの資産価値額に焦点をあてて、店舗・グループ別にみていく。

4月末時点における資産価値額が高い機種は下表の通りとなる。

機種名 発売時期 中心価格 前月 前月差分
スマスロ北斗の拳 2023年4月 2,817,127 - 2,817,127
マイジャグラーⅤ 2021年12月 2,805,769 2,840,800 ▲35,031
沖ドキ!GOLD‐30 2022年12月 1,922,105 2,286,206 ▲364,101
沖ドキ!GOLD 2022年12月 1,663,636 1,623,863 39,773
パチスロ甲鉄城のカバネリ 2022年7月 1,414,338 1,574,895 ▲160,557
ハッピージャグラーVIII 2022年10月 1,368,000 1,614,736 ▲246,736
ファンキージャグラー2 2021年10月 1,032,847 1,199,772 ▲166,925

中心価格が100万円を超えていたのは先月同様上記7機種となるが、4月に発売され早くも設置台数がパチスロ全体の中で4番目に多い「スマスロ北斗の拳」が取引額で首位に躍り出た。

そのため、他の上位機種の取引額が減少傾向にあるものの、パチスロ全体の資産価値額は先月の43万5449円から約3万円多い46万5101円となった。

パチンコ全体では先月より約3万円減少していることと比較すると、パチスロに対する動きが引き続き活発化していると言えよう。

その中で店舗別に見ていくと、上位店舗は下表の通りとなる。

店舗名 グループ名 住所 資産価値額 前月
国際センター中野店 三佑商事グループ 東京都中野区 1,994,870 2,072,198
夢工房YAHHO佐久 パチンコ館 夢工房グループ 長野県佐久市 1,596,649 -
シグマ加賀屋店 大阪府大阪市住之江区 大分県大分市 1,499,391 1,418,777
WEST END プレジャーグループ 神奈川県横浜市青葉区 1,375,663 1,087,050
イエスランド鹿屋店 細山田商事グループ 鹿児島県肝属郡 1,352,079 1,178,640

この上位5店舗を先月と比較すると、『国際センター中野店』は変わらず首位を維持していたが、3店舗は新たにランクインした。

特に2位の『夢工房YAHHO佐久 パチンコ館』においては、いままでパチンコ専門店だったのだが、4月にスマスロを8台(「スマスロ北斗の拳」と「Lゴブリンスレイヤー」を4台ずつ)導入した結果、一気に2位に浮上した。

今までは、小型のジャグラー専門店を中心に上位が形成されていたが、今後は「スマスロ北斗の拳」を中心としたスマスロ専門店が上位にくる可能性を秘めているだろう。

次にグループ別に見ていく。

5店舗以上のグループのおいて、資産価値額が高かったのは下表の通り。

グループ名 資産価値額 前月
細山田商事グループ 1,006,453 877,343
SB Good Industryグループ 999,642 954,745
チアエンタープライズグループ 790,334 794,503
三栄グループ 789,558 752,807
OPUSグループ 786,111 729,954

上位3グループは先月同様ランクインしたのだが、2グループが新たにランクインしたことと、首位の「細山田商事グループ」のグループ資産価値額が100万円を超えていた。

「スマスロ北斗の拳」がパチスロの中古機市場を大きく動かしていた。スマパチ・スマスロ専門店も出てきているが、このような動きは加速するのだろうか。

また、スマスロが中古機市場を大きく動かしたのだが、スマパチでは中古機市場を動かすような機種が出てくるのか。5月の動きに注視していきたい。


コメント:5件 コメントを書く

  1. 稼働がいいものの、そろそろ満席稼働は特定日くらいになってブーム終息の兆しが見えてる。なにより、新規客層よりも他機種の既存客を奪っていた傾向が顕著で他の機種が新台であれガラガラになった傾向が強い。上辺の情報だけ見て北斗の好評を過信してしまうと危険。

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  2. 昔打ったな〜結構勝てたから悪い印象はないが、またうちたいとは思わない。昔をしらない若者層にはうけるのかな

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