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潤沢なお金があっても打ちたいと思える台が本当に打ちたい台なのかもしれない【元パチプロの「パチスロが好きだから」#68】

たとえば1億円なり5億円なり、お金に全く不安が無い状況ならパチンコ・スロットを打つだろうか?

私は打つ!(断言)

断言できるが、間違いなく打つだろう。「名誉スロッカス」と呼んでいただきたい。

ただ、間違いなく立ち回りは変わるだろう。言ってみれば「テキトー」になる。だってもはや収支とかそこまで気にしなくていいのだから「好きな台を好きなだけ打つ」。

で、じゃあ何を打つのかと考えたら・・・いま中心に打っているのとは全く違う機種になりそうな気がする。

「ゴブリンスレイヤー」や「ヴァルヴレイヴ」など、怖くて手が出せていないスマスロ。この辺りを触る機会が増えるだろうなと。

いまこの辺りを打たない主な理由は、「出せる気がしない」「お金がいっぱい掛かりそうで怖い」から。設定推測も難しそうだし。ただ、怖い機種ほど逆に気持ちが良い瞬間があるってのも分かっているので、潤沢な資金があるならその辺りをぜひ体感したいなと。ノーマルタイプの出玉じゃ満足できなくなるかもしれない。

で、そう考えて思ったのが、お金を気にせずに打ちたいと思える台こそ、本来自分が1番打ちたい台なんじゃなかろうかと。

出玉性能は高いけど吸い込みも激しい台なんかは、正直「よくそんなの打つな」と理解できなかったのだが、もし何億もお金があったらと考えると打ちたいかも。結局はどれだけ枚数を出せるかが1番面白いポイントなのは間違いないので。

一撃性ばかりを追求した今の「スマスロ」はどうしても好きになれなかったのだが、資金面など立場を変えて考えてみると、案外悪くない仕様なのかもしれない。5号機時代と比べても一撃性は引けを取らないどころか勝っているし、6号機になって遊技人口が減っているのも、その辺りが要因とも言われていた。

・・・と、言ったところで現実的にはそんなお金も無いし、今日も変わらずスマスロの島をスルーし続けるのだが。スマスロばかり打つ人はお金持ちにしか見えなかったが、もしかしてスマスロばかり打ってる人はホントにお金があるからこそスマスロなのかな?

最近はスマスロの新台が出ると聞いても、スペックとゲームフローを見て「またこれ系か」と一撃特化な仕様に辟易する毎日。そろそろ有利区間リセットしてナンボの一撃ドッカン系から脱却するメーカーが現れないものか。「鏡」なんかはその点、有利区間リセットを強くしすぎてなくて良かったが、いかんせんAT突入も青天井だし低設定が辛すぎて打つ気にならない。ホントこんな一撃特化ばかりの台になったら、1億でも持ってなきゃユーザーの財布が持たない。


コメント:3件 コメントを書く

  1. 余裕のある客を増やさなかったからこうなった。
    余裕のある客は騙しにくいから。

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  2. 換金と景品交換が一切できなくても打ちたいと思う台。
    その意味でジャグラーシリーズは全滅すると思います。

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