連休中に親戚の子どもに会うと、一年前と比べずいぶん大きくなっている。「毎日一緒にいるとよく分からないけど」と親が言う。そう、近すぎると変化は見えにくい。最たるものが自分自身、毎日接している店や会社の変化も近すぎて見えなくなっているかも。
目に見えない動きを捕捉するため、数値化したりグラフ化して可視化するツールを多くのコンサル会社が考え出した。変化に乏しい動きも、拡大すればあるいは延長線を引き延ばせば上向きか下向きの傾向線ができる。
最も直截に分かりやすいのは比較すること。時間的な比較と空間的な比較。今を昔と比べ、今を別の対象と比べる。売上を年や月単位で過去と比べれば違いは一目瞭然。問題は減り続けるお客や売上をどう逆転させるか。
不可逆な動きであれば、減り方を穏やかにする努力を続けながら、減る前提で物事のあらゆる可能性を考えるしかない。どうやっても既存店の売上を上げる可能性が考えられないなら、むしろ減れば減るほど儲かるビジネスを考えるほうが真っ当かも、とある若いパチンコホール社長が言った。その方がよっぽど現実的、と。
伸ばした傾向線が最後に着地する位置。数年後の写真に店は写っているか。過去と現在を並べ、横に将来も並べてみる。
※本コラムは「日刊遊技情報」より抜粋
減って当たり前。客も儲からないのがわかったから、パチンコ辞めた。それだけ。儲かればする人増える、けど出ない、少ない、当たらない。なら廃業
そりゃ減るだろうね。
利益を追求して遊びを理解させなかったんだから。