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【パチンコ経営企業分析】東京の有力パチンコチェーン「日拓グループ」、新台だけでなく人気機種も取り揃えパチンコの資産価値額は全国平均の倍以上

新台導入状況、機種構成から経営企業ごとに考察を行っていく【パチンコ経営企業分析】。今回対象とするのは、直近のパチンコ新台導入表(※1)における10店舗以上のグループにおいて最も「S」ランク比率が高かった「日拓グループ(※2)」。

「日拓グループ」は首都圏で14店舗営業しているグループで、1000台以上の巨艦店舗は2店舗ながら、1店舗あたりの平均設置台数は899台と比較的大型店舗が多いグループである。同グループは新台(※3)を積極的に導入しているグループで、4カ月間で4500台以上導入しており1台あたり45万円換算で算出すると20億円以上となる。

そんな「日拓グループ」の2023年における新台導入評価の推移は下表の通りとなる。

パチンコ パチスロ
S店舗 A店舗 S店舗 A店舗
1月 11
2月 12 10
3月 10 11
4月 13 10

この新台導入評価は半年間の実績を元に算出しているので、ある月だけ新台を導入してもその月の評価もそこまで高くならないのだが、全国上位500位以内の「S」ランクの店舗がパチンコ・パチスロともに非常に多い。

パチンコとパチスロを比較すれば、若干パチスロのほうが低く見えるものの、十分全店に新台を積極的に導入していると言えよう。

また新台以外の機種構成にも意識しており、資産価値額(※4)も平均を上回っている。

2023年における同グループの資産価値額は下表の通りとなる。

パチンコ パチスロ
日拓グループ 全体 日拓グループ 全体
1月 410,663 202,124 587,473 421,307
2月 382,491 182,630 609,320 419,814
3月 368,334 183,046 624,449 434,449
4月 321,589 153,280 711,470 465,101

このように資産価値額においては、パチンコは全体のトレンドの影響を受けており減少傾向であるが平均値の倍以上となっており、パチスロにおいても徐々に平均額との差が開いてきていた。

店舗別にみていくと、資産価値額が極端に突き抜けてる店舗はないものの、パチンコにおいては上位100位以内に6店舗が該当しており、人気機種を満遍なく設置していると言えよう。

新台だけでなく人気機種も取り揃えている「日拓グループ」。10店舗以上とある程度の規模で運営しているが、その中で全店「S」ランクを達成することはあるのだろうか。

※1:新台導入評価
直近半年間における新台の導入台数・導入機種数・新台導入回転率・1機種当たりの最多台数をそれぞれ順位化し、
その合計得点を元にS~Eの6段階で評価したもの
なお、S:全国500位以内、A:全国1000位以内、B:全国2500位以内となっている。

※2:閲覧有効期限 5/18まで

※3:新台:発売から4週以内に導入したものを新台と定義する

※4:資産価値額
各機種における中古取引額の平均値を足していき、店舗の平均額を算出したもの
店舗における機種の価値を判断する指標となる


コメント:9件 コメントを書く

  1. エスパスはほぼボッタクリ営業だ
    立地は良いから黙っても客は来る。
    ここでやったら最後お金が無くなる
    今すぐ倒産しろ

    14
    3
  2. パチ台って資産なんだ
    粗大ゴミがと思った

    13
    3

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