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【寄稿コラム】今のパチンコ・パチスロ機は無駄な部分で膨れ上がっていないか、派手なだけの筐体や演出など誰も求めていないはず

「スマスロ北斗の拳」がヒットしたこと自体は良かったが、結局のところ過去作を踏襲したシンプルなゲーム性・筐体・演出が受けただけともいえる。これでは、何年もメーカーが競って伸ばしてきた部分の無意味さがむしろ際立ってはいないか。

スマスロでなければ不可能だった部分が評価されているとも言えないし、最新の筐体や美麗なCGにしても誰も語っていない。液晶演出や筐体のギミックに開発費をつぎ込むよりも、ゲーム性の作り込みと広告費にしっかりと振るべきだったのだ。

勿論、とっくに作り込みや広告宣伝に力を入れていて演出はプラスアルファという話もわかる。しかしヒットに必要な要素を絞り込んでいくうえで、本当にそこまで必要なのか。「1作目がヒットしたから(2作目は前作を超えなければならないと)色々盛り込んだ結果コケる」というのはパチンコ以外でもよくある話。

今の機械はそれらの繰り返しで、無駄な部分が膨れ上がっているのではないだろうか。突然すべてを捨ててシンプル路線に戻せとは言わないが、一旦立ち位置を確認して少しづつでも不要なものを外していくべきだ。

「北斗」のヒットで実際にそう感じ始めたメーカーは少なくないはず。しかしながら投入される機械に反映されるのはまだまだ先のこと。


コメント:17件 コメントを書く

  1. 以前のような射幸性や内部システムが使えない
    →演出や筐体を派手にして打ち手に興味を持たせる
    →中身がスカスカで面白くない。
    これの繰り返しなんじゃないですか?

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  2. 自分は台についているおもちゃやボタンには何の興味もない。板替えで十分。とにかくスペックはエヴァやエヴァゴジラで十分なのでおもちゃを外して20万以下の台にして客に還元しないと。内規改正するなら公に釘調整を認めて回転数のメイハリをつけてほしい。羽根物 ビックシューターやレレレやイヤミのように4円で1万発くらい出る遊べる台を。

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