２０２３年上半期の″個人的″パチスロ良台ランキングを発表します【元パチプロの「パチスロが好きだから」＃９４】

２０２３年上半期個人的「良台ランキング」！

今回は２０２３年１月～６月に導入された新台の中で、個人的なトップ５をご紹介したいと思います！

あくまで個人的なランキングなので、世間の評価と相違することが大いにあるということはご了承ください。また、打っていない機種は評価のしようがないので、そちらも除外してます。あくまでも個人的なランキングですので！

５位：「パチスロ盾の勇者の成り上がり」

リプレイ以上を引けばＳＴ継続という仕様が面白かったのだが、いかんせんＳＴゲーム数を育てるのが難しすぎる。そのうえ、せっかくＳＴゲーム数を育てても努力が一瞬で水泡に帰すことも多い等、ヤレる感よりヤレない感の方を感じる人が多かったのが辛いところ。

あまり流行らなかった理由として、「設定６が分かりやすすぎる」というのは大きな要因でしょう。６しか狙わない人が多かったので、通常営業の稼働が飛び気味だった。

通常時の仕様も面白いし、個人的には嫌いじゃないので、今後、似たような仕様の台でヒットが出る可能性もありそうだなという可能性を感じる。今回はちょっと出玉関係のバランスが悪くてイマイチ人気が出なかったかなと。個人的には嫌いじゃないが、悪いポイントの方が目についたかな、かなり惜しい台だったなと感じましたね。

４位：「スマスロ北斗の拳」

鳴り物入りで登場し、その期待通りにホールの覇権を獲得してしまったモンスターマシン。ここまで期待通りの動きを見せることってある？と、これにはさすがにビックリ。今後、数年は同じような台は出てこないでしょう。

ただ、大人気ではあるが、個人的にはそこまで面白いと思ったことはなく、ここまで爆発的なヒットになった理由がイマイチ分からない、置いてきぼりな気分。

「無想転生バトル」を引けるか否か、みたいな台だと思っているので、その出玉バランスがイマイチ好きになりきれないところかなと。

「連チャンは普通くらいだったけど、気づいたら５０００枚くらい出てたわ。アッハッハ」みたいな出方はまずしない台なので、ガワだけ似てるが出玉のノリは全く初代と違うなと。

まぁ４号機と比べるのが無理な話だが、初代復活っていうなら初代と比べちゃうよね。

３位：「パチスロモンスターハンターワールド：アイスボーン™」

この台で惜しいなと思うのは、なんといっても通常時。ズバッと言わせてもらえれば、面白さを全く感じないんですよね。

通常時は公表値の割に全くＣＺを引ける気がしないし、「新鬼武者」のようにＣＺ天井を設けるだけでずいぶん稼働も違ったんじゃないかなと思うところ。さらに言えば通常時メインで突入する下位ＣＺも突入時に漂うムリゲー感というか面白さに欠ける。

ＡＴ自体はまさに「月下雷鳴」の再来と言って差し支えないところで面白い台なだけに、非常に惜しい台だなと。

出た当初はＡＴを楽しみたくて結構打っていたが、打つほどにＡＴ中の面白さより通常の辛さが際立ち打たなくなっていった。なんかこの辺も「月下雷鳴」みたいだな・・・って。

２位：「Ｌ主役は銭形４」

©モンキー・パンチ／TMS・NTV

現状のスマスロの中では１番好き。演出と出目で楽しめるのはもちろん、「デカ目」が止まれば恩恵も大きいしちょっとしたトリガーから事故り始めたりするのがたまらん。

「有利区間切らせないためにちょっとインチキしとこか」、みたいな冷遇感も感じないし常にヒキ次第で完走を目指せるのも好きなところ。

ゲーム数上乗せタイプは有利区間と相性が悪いと言われているが、完走後には「３０Ｇ連」も控えているし個人的には３桁残して完走したとしても許せますね。そもそも上限が決まっているがゆえの上乗せ性能でもあるので、あれはあれでバランスが取れてるなと納得できる。

直ＡＴタイプだし個人的にはもっと流行ると思っていたんだけど、思ったよりヒットしてないのが悲しい。もちろんそれなりの人気はあるが。

１位：「パチスロ　コードギアス　反逆のルルーシュ３　Ｃ．Ｃ．＆Ｋａｌｌｅｎ　ｖｅｒ．」

前作がかなり好きだっただけに期待と不安が入り混じったが、おおむね正統後継機という仕様になったと言っていいんじゃないでしょうか。ＢＩＧ後１５０Ｇ、ＲＥＧ後５０ＧというＡＴ（前作はＲＴ）は変わらず、無限後にＲＥＧを引くとＡＴ１５０Ｇが付いてくるなど、痒い所に手が届く進化も見られる。

唯一の問題点にして１番の問題点は有効ラインが「１ライン」になってしまったところだろうか。前作であればとりあえず赤７下段ビタから押そうか、それとも上の白７を枠内に狙って黒７の滑りをみようかなど色々楽しむ余地があったが、今作は１ラインゆえに出目の幅がかなり狭まった。ボーナスメインの台でこれはいただけないですよねぇ。

他にも「扉チラ」が無くなってたりと細かい気になるところもあるけど、５号機に比べて制約も大きくなったのだろうしこれは仕方ないのかなと。出玉率に関してはあまり変わらず高設定域の狙いたくなるスペックはそのままだし全然アリな台ではある。これからさらに出目の研究が進めばもっと面白くなる可能性がありそう。

【２０２３年上半期良台ランキング】
１位：「パチスロ　コードギアス　反逆のルルーシュ３　Ｃ．Ｃ．＆Ｋａｌｌｅｎ　ｖｅｒ．」
２位：「Ｌ主役は銭形４」
３位：「パチスロモンスターハンターワールド：アイスボーン™」
４位：「スマスロ北斗の拳」
５位：「パチスロ盾の勇者の成り上がり」

というわけで「２０２３年上半期良台ランキング」は以上のようになりました。

なんか良台ランキングの割に５位～３位までは文句ばっかりの気がするけど、それはあまり個人的にヒットした機械が少なかった、割と消去法的に選んだからかなと思います・・・。振り返ると自分に刺さる台が全然無かったなと。なんで「北斗」が４位と低いんだってのも含めて、あくまで個人的なランキングなのでそこはご了承ください。

出玉全振りの超荒いスマスロたちがことごとくランクインしてないあたり、個人の趣向が見て取れるかなと。

次回は逆に２０２３年上半期個人的「残念だった台」ランキングを発表しようかなと思います。