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【パチンコ経営企業分析】最も新台を導入したパチンコホールは『ZENT名古屋北店』、2023年上半期の店舗別新台導入状況

『ZENT名古屋北店』

新台導入状況、機種構成から経営企業ごとに考察を行っていく【パチンコ経営企業分析】。今回は2023年上半期における店舗別の新台(※1)の導入状況を見ていく。

上位店舗は下表の通りとなる。

2023年上半期新台導入台数上位店舗
店舗名 総台数 導入数 P導入数 S導入数
ZENT名古屋北店 2,104 1,197 819 378
nikko大分中央店 2,113 1,064 683 381
キング観光サウザンド栄若宮大通店 1,501 895 526 369
楽園大宮店 3,030 890 601 289
パラッツォ鳩ヶ谷店 2,032 881 629 252
エスパス日拓新宿歌舞伎町店 1,691 869 611 258
nikko高松中央店 1,806 847 598 249
デルパラ7山口店 1,163 847 544 303
ラクエンプラス 1,811 798 609 189
123+N布施店 2,000 785 579 206

2023年上半期において最も新台を導入した店舗は、愛知県名古屋市北区にある『ZENT名古屋北店』で1197台であった。これは1台あたり45万円で換算すると約5.4億円となる。

また、6月度における導入台数上位店舗は下表の通りとなる。

6月度新台導入台数上位店舗
店舗名 総台数 導入数 P導入数 S導入数
Sワンダーランド1177大分南店 1,226 120 76 44
パラッツォ鳩ヶ谷店 2,032 118 73 45
ZENT名古屋北店 2,104 113 56 57
ラクエンプラス 1,811 107 56 51
SUPER CONCORDE 1,377 102 37 65
ナショナル会館 1,500 100 56 44
やすだ戸田店 1,235 94 52 42
SUPER CONCORDE 市野 1,506 91 35 56
楽園大宮店 3,030 90 47 43
キング観光サウザンド栄若宮大通店 1,501 90 44 46

このようにパチンコの導入台数が伸びなかった6月度において、新台を100台以上導入した店舗は6店舗であった。

ここまでは「数」を基準に見たため、大型店舗が該当したが、今度は導入率の観点で見ていく。

上半期において、最も新台導入率が高かった店舗は、神奈川県横浜市青葉区の『WEST END』で、その比率は唯一の100%超えとなる141.6%であった。

同店を含む導入率上位の店舗は下表の通りとなる。

店舗名 総台数 P導入率 S導入率 総導入率
WEST END 197 141.6% 158.0% 109.1%
ケイズプラザ大橋店 452 87.2% 129.5% 45.6%
ミュー川口芝店 555 79.5% 88.4% 64.9%
楽園アメ横店 887 77.8% 104.4% 50.3%
123横浜西口店 657 77.3% 105.2% 50.0%
ミリオン平和台21号店 657 76.5% 6.5% -
スマートガーデン浦和88 88 76.1% 262.5% 57.5%
日の出ラッキー 310 75.8% 84.7% 65.0%
サンフラワー千ヶ瀬店 544 75.6% 87.7% 58.8%
PIA柏 パチンコ館 448 74.3% 74.3% -

このように、総設置台数197台の小型店舗ではあるものの『WEST END』の導入率の高さが際立っている。

また上位10店舗の中にはパチンコ専門店が2店舗あり、ほとんどの店舗においてパチスロよりもパチンコの新台導入率が高くなっている。ただし、ここ数カ月パチンコの新台導入状況はあまり芳しくはないのでこの先どうなるのだろうか。

定期的に集計していきたい。

※1:新台は発売から4週以内に導入されたもののみとする


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