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【5号機名機列伝#17】刺さる人にはぶっ刺さる、特定層を虜にした激アツ仕様の名機「パチスロ『黒ひげ危機一発』」

5号機の名機を振り返る5号機名機列伝第17回、今回紹介するのは2011年に山佐より導入された、「パチスロ『黒ひげ危機一発』」

とんでもなく挑戦的というか、たった1Gの選択が生死を分ける仕様のパチスロでした。これぞ勝負事というか、モチーフが「黒ひげ危機一発」だけに刺さる人にはぶっ刺さった台かなと思います。

「黒ひげチャレンジ」は2択or1/2

本機の最大の特徴はARTゲーム数をプレイヤー自身が選べる「黒ひげチャレンジ」。

ARTに突入すると、ベース30Gを増やすチャレンジに挑むかどうかを任意に選べ、成功すればベースゲーム数が倍になります。

ゲーム数は「30G→60G→120G→250G→500G→750G→1000G」と最大6回成功で1000Gまで増えるんだから、500Gを超えたあたりから嫌な汗が出てきますよね。

しかも成功率は常に50%とまさに絶妙な成功率であり、「あと1回だけ…」といきたくなる気持ちも分からないでもない。ちなみに失敗するともちろん0G。甘えは許されない。

理論上は毎回「500G」を目指すのが一番期待値が高かったような? (500Gまでは純粋に倍々で増えていくからかな)。

ちなみに1/8192で発生するフリーズを引けば250Gスタートでチャレンジを受けられるが、もちろんこれも失敗すればゼロ。フリーズを引いて出玉無しなんて、そんな台過去にありましたかね・・・。

こういう一発台のような機種ってAT中は単調というか、上乗せ抽選なんかもほぼしていなかったりしますが、本機に関しては消化中のレア小役でストック抽選をしてくれてます。しかもARTの純増枚数は約2枚とそこそこ。

ゆえに大量ゲーム数獲得時は恩恵があり、上乗せがさらなる上乗せを呼び込むので、ガッツリとチャレンジに挑みたくなる人は多かったと思います。

パチンコだと役物を搭載した一発台タイプの機種は定期的に出てるイメージだけど、パチスロはほとんど出ないですよね。近年だと「パチスロ ロリクラ☆ほーるど!」くらい?

パチスロはじっくりと良い台を腰据えて打ちたい人が多いからですかね。この手の仕様は需要自体があんまり無いんでしょうね。面白そうな仕様だなと思っても、じゃあ打ちたいかと言われたらそんなにだし・・・。

© TOMY © YAMASA
「黒ひげ危機一発」は株式会社タカラトミーの登録商標です。


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  1. いや、甘で出してくれよ。

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