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【パチンコ経営企業分析】パチスロ機における中古取引額上位機種、高稼働が続く「スマスロ北斗の拳」が200万円でトップ

「スマスロ北斗の拳」
©武論尊・原哲夫/コアミックス 1983, ©COAMIX 2007 版権許諾証YRA-114 ©Sammy

今回はパチスロにおける中古取引額が高い機種について見ていく。

直近3カ月間(2023年5月~7月)における、パチスロ機の中古取引額上位5機種は下表の通りとなる。

機種名 取引額
5月 1 マイジャグラーV 2,722,619
2 スマスロ北斗の拳 2,583,364
3 沖ドキ!GOLD‐30 1,895,263
4 沖ドキ!GOLD 1,331,851
5 ハッピージャグラーVIII 1,261,333
6月 1 スマスロ北斗の拳 2,317,651
2 マイジャグラーV 2,317,459
3 沖ドキ!GOLD‐30 1,607,812
4 沖ドキ!GOLD 1,279,910
5 ハッピージャグラーVIII 1,229,516
7月 1 スマスロ北斗の拳 2,013,053
2 マイジャグラーV 1,800,759
3 沖ドキ!GOLD‐30 1,438,793
4 沖ドキ!GOLD 1,223,490
5 ハッピージャグラーVIII 1,174,264

このように、取引額が減少傾向なのは気になるところだが、上位5機種の顔ぶれは全く一緒。順位も「スマスロ北斗の拳」と「マイジャグラーV」が入れ替わっただけであった。

4月に導入が始まった「スマスロ北斗の拳」以外の4機種については、それ以前も常に上位を維持しており、「スマスロ北斗の拳」によってようやく上位機種に変動が起きた状況である。

それでは、同じ顔触れであるこの5機種を最も導入しているのはどの店舗だろうか。

台数及び設置比率の上位店舗は下表の通りとなる。

パチスロ高額取引機種設置台数上位店舗
店舗名 グループ名 設置台数 設置比率
nikko大分中央店 日光商事グループ 282 32.9%
ZENT名古屋北店 善都グループ 235 29.3%
キング観光サウザンド栄若宮大通店 キング観光グループ 230 30.7%
エスパス日拓新宿歌舞伎町店 日拓グループ 222 34.5%
ZENT梅坪店 善都グループ 217 40.4%
パチスロ高額取引機種設置比率上位店舗
店舗名 グループ名 設置台数 設置比率
国際センター中野店 三佑商事グループ 30 68.2%
パーラーJ-遊 ジェイ商事グループ 71 56.3%
サイバーパチンコ大和小泉店 ガイアグループ 30 50.0%
シルバーバック麻生田店 SB Good Industryグループ 140 49.8%
ダイナム大村店 ダイナムグループ 93 47.7%

設置台数では大型店が中心となったなか、「善都グループ」の2店舗がランクイン。設置比率では小型の特化型店舗がランクインしているように、設置台数がパチンコと比べると少ないこともあり独自色を出しやすいのだろう。

ここ数カ月間上位5機種の顔ぶれは全く一緒である。今後発売される機種でここにわって入ってくるような機種は出てくるのだろうか。


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