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【パチンコ経営企業分析】高額取引機種が軒並み値下がりし資産価値額100万円超えの店舗が3店舗まで減少 ~2023年7月の資産価値(パチスロ編)

今回は各店舗・グループにおけるパチスロの資産価値額に焦点をあてて見ていく。

7月末時点における中古取引額が高い機種は以前記したように、

機種名 取引額 前月
1 スマスロ北斗の拳 2,013,053 2,317,651
2 マイジャグラーV 1,800,759 2,317,459
3 沖ドキ!GOLD‐30 1,438,793 1,607,812
4 沖ドキ!GOLD 1,223,490 1,279,910
5 ハッピージャグラーVIII 1,174,264 1,229,516

となるのだが、前月より取引額が大幅に減少してしまっていた。

7月度における資産価値額の高い店舗は下表の通りとなる。

店舗名 グループ名 住所 資産価値額 前月
国際センター中野店 三佑商事グループ 東京都中野区 1,219,523 1,338,048
モナコ 東海企画グループ 東京都西東京市 1,043,273 1,141,366
ダイナム大村店 ダイナムグループ 長崎県大村市 1,029,312 1,164,979
シルバーバック麻生田店 SB Good Industryグループ 熊本県熊本市北区 991,518 1,176,777
ZAP PRESTIGE ZAPグループ 神奈川県横須賀市 961,755 1,140,032

※店舗資産価値額上位50位までの店舗はこちらに掲載中

このように先月同様、パチスロ44台が全て「ジャグラー」シリーズの『国際センター中野店』が資産価値額が最も高かった。

その一方で、高額取引機種の取引額の減少に伴い、6月末時点でパチスロ資産価値額が100万円を超えていた店舗が46店舗あったのだが、7月末時点では3店舗にまで減少してしまった。

次にグループ別に見ていくが、(パチンコ専門店を除いて)5店舗以上運営しているグループにおいて、資産価値額が高かったのは下表の通りとなる。

グループ名 資産価値額 前月
SB Good Industryグループ 766,200 905,018
細山田商事グループ 716,147 887,546
チアエンタープライズグループ 671,865 818,211
三栄グループ 653,262 777,464
千歳観光グループ 617,282 703,977

※グルーープ資産価値額上位20位までのグループはこちらに掲載中

このように、パチンコ同様、パチスロも「SB Good Industryグループ」が最も高かった。ただし、その資産価値額は店舗の時と同様に6月末集計時点と比較すると大幅に減少していた。

パチスロ全体の資産価値額はパチンコ全体の15万7949円よりも遥かに高いものの、6月末から大幅に減少した点は気がかりなところである。

さて、次回集計時はどうなるだろうか。


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