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【寄稿コラム】「封入式パチンコ」とか「管理遊技機」なんて呼ばれていた頃に期待していたのはスペック性能の向上だけでは無かったはず

もともと「スマート遊技機」に期待していたのは、スペックよりも設置の簡略化だったりレイアウトの自由度だったり共通部品による低価格化などだったはず。スペックはあくまでオマケ。

しかしながら結局アピールしている部分も話題になっている部分もスペックばかり。いつのまにか既存機種を上回る出玉性能を有していなければスマート遊技機にあらずといった雰囲気だ。

6.5号機やP機でヒットした機械を増産するのもいいが、同じスペックのままスマート遊技機に移植出来ていれば普及はもっと進んでいたはず。しかし「適合試験」に「部材調達」と調整などの問題もあり、メーカー側にメリットがない故だろうか。

機械の価格が下がるなんて話も消え、既存の機械より高いし、数が足らないからと機歴が絡んでさらにコストもかかっている。それでもスペックが向上してユーザーが流れたならばホール側は費用をかけて入替を進めるしかない。

スペックが上がらなければ導入する理由がないと言うホールもあるが、むしろ逆だろう。同じスペックで利便性の差ならホールに選択権があるが、上位互換スペックならば買わない選択肢は取れない。

機歴問題への愚痴が増える一方だが、それを招いたのは結局ホール側の選択だ。


コメント:9件 コメントを書く

  1. クギが曲がって、データも送らないとかスマパチである意味がなくなってしまった。
    仕置人とかデータキチンと送ってたら日本全国立ち入り祭だったはず
    店側の要望がイカサマさせろって読めるもんでもはや誰も打たない
    自浄もできない業界に未来はない

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  2. 封入式に期待したのは釘やろ。どこでいつ打っても条件がブレにくい(ネカセがあるが)のは初心者にアピールになった訳で

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