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【パチンコ経営企業分析】「S」ランク比率トップの都道府県は岡山県、2023年8月度の新台導入評価(パチンコ編)

直近のパチンコ新台導入評価(2023年3月~2023年8月の6カ月間の評価)を元に考察を行っていく。

上位500店舗が該当する「S」評価店舗数が20店舗以上ある都道府県は下表の通りとなる。

都道府県 店舗数 S店舗 S前月 差分
東京都 486 60 64 ▲4
神奈川県 327 41 42 ▲1
愛知県 355 41 36 +5
大阪府 451 41 38 +3
福岡県 256 29 25 +4
千葉県 260 29 25 +4
埼玉県 291 27 24 +3

前回集計時と比較すると、「S」ランク店舗数が20店舗以上ある都道府県は前回集計時と変わらなかったものの、「東京都」「神奈川県」の上位2県を除くと上位の都道府県は前回よりも「S」ランクの店舗数が増加した。

その他10店舗以上ある都道府県を見ていくと、静岡県(18店舗)、岡山県・熊本県(以上14店舗)、茨城県(13店舗)、宮崎県(12店舗)、福島県・北海道(以上11店舗)、大分県(10店舗)となっており、今回初めて「大分県」の「S」ランク店舗数が二桁となっていたのだが、「熊本県」「福島県」「北海道」は前回集計時よりも「S」ランク店舗数は5店舗以上減少していた。

さらに、前回10店舗以上あった「栃木県」「岐阜県」が一桁となり、さらに1店舗も該当しない県は前回の1県から3県に増加したように、都道府県別の格差が広がった印象を受けた。

次に、「S」ランク店舗の比率が高い都道府県について見ていく。

比率が10%を超えている都道府県は下表の通りとなる。

都道府県 店舗数 S比率 前回比率
岡山県 96 14.6% 14.3%
宮崎県 86 13.8% 14.9%
熊本県 106 13.1% 17.8%
神奈川県 327 12.5% 12.7%
東京都 486 12.3% 13.1%
愛知県 355 11.5% 10.1%
福岡県 256 11.3% 9.8%
千葉県 260 11.1% 9.5%
大分県 90 11.1% 8.9%

このように前回集計時で「S」ランク比率が圧倒的に高かった「熊本県」が大きく店舗比率を落とし順位も3位となり、それに変わって「岡山県」が初めて「S」ランク比率が最も高くなった。

前回集計時と比較すると「福岡県」「千葉県」「大分県」が「S」ランク比率が10%を超え、「福島県」「岐阜県」は「S」ランク比率10%を下回った。特に「福島県」は前回14.3%で3番目に比率が高かったのだが、そこから8.8%まで大幅に減少した。

新台導入評価は、直近半年間の実績値を元に相対評価にて算出しているので、単月ではなく常に新台を導入し続けないと評価は上がらない。その中で「大分県」や「福島県」のように数値が大きく変動しているところが見られたように、各地域によって新台に対する捉え方が変わってきていると言えよう。


コメント:2件 コメントを書く

  1. Sランク比率上位の半分が等価県。
    何で東京都は1位じゃないのかな?

    0
    0
  2. バージンがデルパラ本格始動したら
    Sランクがさらに増えそうな予感

    0
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