【パチンコ経営企業分析】９月度の新台導入比率トップは東京都豊島区のスマート遊技機専門店『スマートプレゴ池袋』

今年４月にオープンしたスマート遊技機専門店『スマートプレゴ池袋』

パチンコ経営企業ごとに考察を行っていく【パチンコ経営企業分析】。今回は２０２３年９月度における新台（※１）の導入台数を店舗別に見ていく。

９月度における新台導入台数は１１万４０４８台で、２０２３年の９カ月間の累計台数は１０５万７６０６台と１００万台を突破した。

また、パチンコ・パチスロ別にみると、パチンコは６万３０６３台、パチスロは５万９８５台で、累計台数はパチンコが６８万４０３３台、パチスロが３７万３５７３台であり、パチンコが約６５％を占めている。

また、２０２３年度における各月の推移は下表の通りとなる。

それでは店舗別に見ていくとどうだろう。

まず、９月度における新台導入台数上位店舗は下表の通りとなる。

※導入台数上位５０位までのランキングはこちら

このように、上位店舗は１５００台以上の巨艦店舗が多い中で、１５００台未満の「アライ興産グループ」の２店舗がＴＯＰ１０に入っていたのが興味深い。

一方、新台導入比率となるとどうだろうか。

９月度における新台導入比率の上位店舗は下表の通りとなる。

このように小型店舗が上位に来る中で、５位の『ビッグアップル．秋葉原店』の総設置台数８４８台は目立っていた。また、小型店舗とはいえ上位２店舗は総設置台数の１／５以上新台を導入しており、店内におけるインパクトは大きいだろう。

台数、比率の両面から上位店舗をピックアップしたが、次回集計時にはまた同じ店舗がランクインするのか注目しておきたい。

※１：新台は発売から４週以内に導入されたもののみとする