パチンコ経営企業ごとに考察を行っていく【パチンコ経営企業分析】。今回は各経営グループにおけるパチスロの資産価値額を見ていく。
ここで記したように9月末時点における各店舗における資産価値額は、8月末時点の集計値から大きく減少し、2023年の中で最も低い値となっていた。
そんな中で、パチスロ資産価値額の高いグループは下記の通りとなる。
グループ名 | 資産価値額 | 前月 | 前月順位 |
SB Good Industryグループ | 623,730 | 754,781 | 1 |
チアエンタープライズグループ | 566,597 | 688,548 | 2 |
三栄グループ | 566,252 | 647,247 | 3 |
OPUSグループ | 563,989 | 594,139 | 9 |
細山田商事グループ | 549,747 | 641,529 | 4 |
※対象は5店舗以上運営している経営グループ
※グループ資産価値額上位20位までのグループはこちらに掲載中
このように、「SB Good Industryグループ」が7月から3カ月連続でパチスロの資産価値額が最も高く、上位3位までの顔ぶれも8月末集計時点と一緒であった。
しかしながらその額は8月末集計時点より大きく減少しており、今回首位だった「SB Good Industryグループ」の62万3730円は8月末集計時点では6位にとどまる。
資産価値額の評価として、先月との差額ではなく他店との変動額の差などに使用すべきなのは重々承知しているものの、全体的な額の減少は気になるところ。それでも常に上位に安定している「SB Good Industryグループ」、次回集計時も首位の座を維持しているのだろうか。