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都内のパチンコ店に対して11月13日から「1g金商品の販売を全面的に停止する」らしい、金相場高騰を受けて景品組合が対応【パチンコ狂の詩】

金相場が歴史的高騰を続けていることは周知の通り。本年3月には米国における中堅銀行の経営破綻も相まって有事の金買いが本格化し、1グラム当たり9000円を突破していた。そこから更に上昇を続け、8月末には国内小売価格(税込)がとうとう1万円の大台を超えている。

(円安・ドル高が進行し)円建ての国内金価格が上昇していることが背景にあり、その後の値動きは比較的大きいものの、直近では10500円ほどで推移している状況だ。

なお、金の値上がり傾向自体は近年ずっと続いていたことで、都内のパチンコ店が提供してきた金地金賞品「1g金賞品(大景品)」の価格が最高限度を超えてしまう可能性が懸念されていたもの。

そんな中で、この問題に対応するため「1g金賞品」を段階的に休止し、流通している「1g金賞品」を「0.3g金賞品」へと各地区単位で順次交換していた最中であったことは既報の通りである。

しかしながらこの度、(交換の進捗率が目標値に達していない中)1g金商品の追加販売の増加によって1g金商品の在庫がなくなり、提供できない状況になったという。その旨が景品業者の組合から都内のパチンコホールへ11月10日頃に通達されていたようだ。

金相場の高騰により交換されずに外部へ流出するケースが急増しているらしく、商品流通の危機を回避するための措置として「11月13日から1g金商品の販売を全面的に停止する」ことも合わせて通知されていると聞く。

あまりに急な通知であり、現場では混乱しているところも多いはず。ユーザーからすれば今後の交換について特に支障などないだろうが、手元に大景品を持っている方などは状況を確認しておきたいところだ。景品動向は引き続きウォッチしていきたい。


コメント:10件 コメントを書く

  1. 店が金景品大量買いして客には出さないんだろう、いい金儲けになったな。

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  2. 現場で何の混乱が?金額の変更と変わらない気がするけど

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