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4円パチンコと20円パチスロの設置台数はほぼ同数に、収益構造の変化についていけないお店も更に出てくる【我市場的瑣末主義】

通常貸玉のパチンコとパチスロの台数がほぼ同じになりつつある(弊社調べ)。どちらも全国に100万台超が設置。今年1月には4円パチンコが20円パチスロより10万台近く多かった。

その差が月を追うごとに縮まり、11月時点の差は2万台を切った。この勢いが続くなら年末には4パチと20スロの設置台数はほぼ同数になる可能性は高い。

パチスロ増台の背景には大手チェーンのパチスロ増台の影響が大きい。マルハン、ダイナムはじめ全国各地の主要チェーン店は毎月のように10台以上のパチスロ増台が行われている。宣伝チラシの謳い文句の大半は「スマスロ増台」。台数ベースより早く店の利益の過半はスロットに移行していた。

ただ、「パチスロでヒット機種が出ても最終的にパチンコでいい機械が出ないと業界はよくならない」とよく言われる。地方の弱小店含め、やはりパチンコの台数が過半を占める市場では収益の柱もパチンコ台。

このままパチンコ不調が続けばそういう基本的構造も変わる、とある地方のホール社長が言った。「お客の年齢層が如実に反映する。高齢者主体のうちのような店が沖縄みたいになるとは考えにくい。スマート遊技機や新紙幣対応の投資も、回収を考えると不安」と。

※本コラムは「日刊遊技情報」より抜粋


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