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【寄稿コラム】ラッキートリガーを搭載したパチンコ機のスペックを見ると、新規ユーザーが更に減る方向へと進んでいないか不安になる

「ラッキートリガー(LT)」を搭載したパチンコ機が来春から市場へ投入される。ということで、徐々に新たなスペックが見え始めてきた。スペック部分は概ね想定通りだが、予想外だったのは各メーカーでスペックの見せ方が違うこと。

当初LTの仕様を聞いたときに考えたのは、「現状のミドルやハイミドルには初当りの遠さ」という初心者はどうしても敬遠しがちな部分があるので、「初当りは比較的軽くして突入時の一部で上位に入れること」で当たりやすく且つ運が良ければミドル並のラッシュも体感出来るというスペックを目指すのではと思っていた。

だが結局出てくるのは上位ラッシュに割を食われて「突入できなければ勝ち目の薄いスペック」だったり、「実質表記でミドル以上に初当りの遠い機械」「LT部分がプラスアルファになるのではなく、LTを引けなければ面白くもなんともないように見えるスペック」ばかりだ。

むろん今以上の一撃性を求めるユーザーにはいずれ受け入れられるだろう。利益がさらに取れるようになってホールも嬉しい。

しかしそんな台ばかり増えても、結局打たない人間の印象がさらに厳しくなるだけ。余計に新規ユーザーが減る方向へと進んでいるように思えてならない。


コメント:7件 コメントを書く

  1. 数千円以上使って図柄揃って、おめでとうとか言われても上皿に玉出て終了のやり直しが9割の仕様では一般的な客は感覚的に理解しない。それを慢性的に繰り返しながら一撃に期待して打てるのは本当の当たりが1/1000であることを理解して飛びついてる博打好きの玄人だけ。普通は長いリーチから意味もない当たりが揃って煽られて失敗演出終了を見せられる度、馬鹿にされている感覚になる。

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  2. かつこともあるでしょうそれもふくめてすべがいかさまです

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