無人化と並行してパチンコ業界が直面する課題に設備の老朽化がある。スマート遊技機への移行タイミングをどのホールも思案し、7月には新紙幣対応のビルバリ(紙幣識別機)の交換も迫る。
新紙幣対応は全国の小売店のレジや自動販売機も同様。ただ、これを機に完全キャッシュレスへ移行する店も多く、少なくとも現金とキャッシュレス併用は可能。
全国の自販機の設置台数は約270万台(経産省)。そのうち電子マネー対応機は3~4割のよう。つまり現金のみは150万台前後。一方ほぼ完全現金のみのパチンコ・スロット台数は340万台。ビルバリ交換市場としてだけでも巨大なマーケット。
市場が縮小傾向ならメーカーの商品開発意欲も減退する。新規参入もない。スマート化が進むなら今さら島設備を新たに開発する会社もなく撤退する企業も出る。老朽化した布研磨で還元機トラブルが増えた、とある店長。布研磨ベルトのクリーニング業者も減って値上がりしコストに見合わなくなった、と。「いつまでダマしダマし使えるか」。
投資にも前向きと後ろ向きとある。より儲けるための投資ならいいが、現状維持もしくは強制的な投資は意欲もわかない。新台入替さえもそうなっているのが問題、とあるホール社長が言った。
※本コラムは「日刊遊技情報」より抜粋
コメント :8件
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コメント一覧 (8件)
投資×
無駄な出費⚪︎
新台入替が集客のための投資とかいつの時代の頭だよ。みなし機制度があるから期限が切れる前に入替は必ずしなきゃならない。定期的な新台入替はやりたくなくてもやらなきゃならないんだから前も後ろもねえんだよ。流行りそうな機種を大量に入れるのはその中でもなるべく稼働させて利益を取りたいか、そういう機種を有利に買えるためのメーカーお付き合いと言う名の抱き合わせ。昔は往年の名機は再検定通して特定のコーナーに固定、最新機種は話題性のために少数をローテーションして入替でよかった。客への還元率が落ち始めたのはみなし機撤去が始まってから。大量倒産が始まったのは規則変更でそれまでの機械全部撤去して強制入替やらされてから。こういう形になってからメーカーは動く出来でもないアニメタイアップで色だけつけたような質の悪い機種を短いスパンで販売する傾向が増え、店も買わなくていい機種を高い金出して購入しなければならない選択をすることになった。
終わり終わった業界に何も残りません
再プレイ上限なくせ
強制通用力を認められた貨幣による決済は、額面で表示された価値の限度で最終的な決済と認められ、受け取る相手側はこれを拒否できないことが国家により保証されている。
法定通貨は受け取る義務があるようだが、本当に完全キャッシュレスは可能なのだろうか。
札の使える台間サンドを導入したのは本来前向きの投資だったろう。客がカネを使うペースを速めるためにね。それが更新の時には負担になっただけ。これにかかる費用の捻出は事前に行われるのだが、7月の直前ではなく、今月あたりから始まっているとみた方が良いだろう。
終わりの業界に、前向き後ろ向き?
論ずる事自体不要だよ。書くことないのかよ
自分達が自信をもってオススメできる
商品を買い付けていないということですね。
これで客にはイジッて提供しているなら
詐欺と言われても仕方ないと思いました。