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かつてはパチンコ店以上の「賃料」を払える業種など考えられなかった、今やホール跡地に勢いのある他業種が次々現れる【我市場的瑣末主義】

最近は700~800台の閉店が増えた、とホール跡地を他業種に仲介する不動産業者が言う。親しいホールオーナーから相談されるのは、これまで赤字でも従業員の問題もあってグループ他店の利益から補填してなんとか続けてきた店。「ただ改刷やスマート遊技機の投資が必要になって再検討せざるを得なくなった」と。

15~20年前の、業界にまだ勢いのある時期にできた店。それが20年近くたって設備の更新時期を迎え、一つの時代の終焉を迎えつつあるということかも。改刷もスマート遊技機も、広い意味での環境変化の例に過ぎず、むしろ20年続けて来れた僥倖に感謝すべきか。

ホール撤退の跡地には勢いのある他業種が次々現れる。かつてパチンコ店以上の賃料を払える業種など考えられなかったが、ドラッグストアや食品スーパー、中古車販売店ほか多くの業種が今のパチンコ店より高収益を叩き出す時代。

「ただ他業種もオーバーストア気味だと思う」と先の不動産業者。単に以前の店から新しい店に上書きされるだけ、と。業種やブランドが変わって儲ける手段が変わっても、落とされる売上そのものは変わらない、むしろ漸減している。

店数との人口比。あらゆる業種がオーバーストアという現実。

※本コラムは「日刊遊技情報」より抜粋


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  1. 養分からぼったくり、ぶっこ抜き放題だったからね。税金も払わないし、民間賭博だし、そんなことやれば儲かって、賃料いくらでも払えるに決まってるやん。

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  2. 地元だけど潰れたパチ屋が中古自動車販売店に転生のが最低でも数件見てます。
    パチ屋は立体駐車場が多く沢山自動車を展示・保管出来ますので特にネクステージが積極的に潰れたパチ屋を買い取っています。

    昔は逆に潰れたホームセンターやホテルを買い取ってパチ屋に改造するのが多々有りました。

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