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民事再生法の適用を申請してから8カ月、「ガイア」グループに少しずつ動きが出始める【パチンコ狂の詩】

ガイア」グループが昨年10月30日に東京地方裁判所へ民事再生法の適用を申請してから8カ月が経過した。当初の予定では本年2月8日に再生計画案が提出されて、その後に5月上旬には認可される見通しだったはず。

しかしながら既報の通り「再生計画案の提出期限」が2度も延長されていて、当初の予定からは半年間も後ろ倒しに。本年5月に再生計画が認可される見込みだったところから11月以降にずれ込む見通しとなっている。つまり破綻の第一報からは丸1年以上ということ。

その間、ガイアの既存店舗は基本的に通常営業を続けている。それは構わないのだが、個人的に気になっていたのは閉鎖される店舗が極端に減っていたことだ。

2023年の1月から破綻の一報が出るまでに計18店舗が閉店(ないし売却)されていたのに対し、昨年の11月から今年の5月までに閉鎖されたガイアの既存店はわずか2軒のみだった。

●2023年11月閉鎖:『ガイア熊谷店』(埼玉県714台)
●2024年1月閉鎖 :『ガイア麻溝台スロット館』(神奈川県384台)

むろん当初は「再生計画が認可されるまでは動きが取りにくいのだろうな」と想像していたもの。ただしここまで時間が経ってしまうと、不振店舗の整理が単純に遅れるだけなのではと老婆心ながら不安になってしまう。

このまま再生計画が認可されるまでほとんど動きが無いままかと思っていたが、6月末に3店舗の閉店が急遽告知された。全て「メガガイア」の屋号を冠す大型店であり、加えて九州エリアの経営ホールは一旦全て無くなることに。

●2024年6月閉鎖:『メガガイア荒川沖店』(茨城県719台)
●2024年6月閉鎖:『メガガイア上峰店』(佐賀県823台)
●2024年6月閉鎖:『メガガイア本城店』(福岡県832台)

これらが「売却先が決まった上での閉鎖」なのか「単純に閉店するだけ」なのかは分からないものの、徐々に動き始めたことは間違いない。

これでもガイアグループにおける既存ホールは78軒残っており、経営店舗数という観点からはまだまだ業界4位のポジションに位置している。一刻も早く再建への道筋が見えてくることを期待したいところだ。


コメント:11件 コメントを書く

  1. 元社員より
    再建は無理

    90
    10
  2. まぁでも甘い台置いてある店は置いてあるよ

    等価のどこの店行っても基本的に設定1の台しか打たんけど

    ただ103%以上はダメみたい

    ストIIも撤去された

    26
    4