従業員の身だしなみ基準を見直し、個性や多様性を尊重する方向にシフトしている企業がある。例えば小売業のライフコーポレーションは今年の7月から新しい基準を導入し、髪色や髪型、アクセサリーのルールを大幅に緩和した。
このような動きはダイバーシティ(多様性)の一環として、従業員が自分らしく働ける環境を提供し、結果として顧客に対するサービスの質を向上させることが目的だ。
ホールでもユーコーラッキーグループが4月から同様の施策を行っており、従業員からは「表情が明るくなった」「ダイバーシティへの関心が高まった」といった肯定的な意見が寄せられ、顧客からも好意的な反応が得られているという。
一方で依然として厳格なルールを設けている企業も存在する。多くの遊技客が来店することからスタッフの見た目で負の感情を持たれたくないという考えのようだ。
どちらの考え方も理解できるが、ホールの内外装や遊技台のような多様性のあるデザイン同様に、スタッフの基準も緩和させられたら今まで採用を断り断られてきた多様な人材が確保できるかもしれない。
ある店でオレンジ髪の女性スタッフを見たが、精力的に働いていて好ましく感じられたもの。見た目より「やる気」である。
クギ曲げ台のヘソ見て打つのを辞める
第一印象って大事ですな
奇行コラム