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【拝二刀の訪遊記⑨】多層階ホールでの設置構成にも注目したい、「関内駅」周辺のパチンコ店では『PIA伊勢佐木町』が圧巻の客付きを見せていた

『PIA伊勢佐木町』

ちょうど近くで、パチンコを含む「ギャンブル等依存問題の講演会」がありました。神奈川県横浜市の「石川町駅」前だったのですが、今回は隣駅となる「関内駅」周辺のパチンコ市場がお目当てとなります。

同駅はJRと横浜市営地下鉄が乗り入れていますが、2つの駅はちょっと離れています。駅の周辺には「横浜市役所」や「横浜スタジアム」などがあり、また馬車道通りなどのおしゃれな街並みが印象的ですね。

ちなみにJR関内駅の改札は2つ。石川町寄りと桜木町寄りですが、メインは後者という感じでした。そのメイン改札口から程近くに3軒のパチンコホールが立地しています。

今回は9月4日(日)の12時頃、その3店舗を中心に視察してきました。
『SKIP関内店』763台(ビーコムグループ)
『アビバ関内店』1040台(アビバHD)
『PIA伊勢佐木町』1141台(マタハリー)

営業形態は『アビバ』と『PIA』がパチンコ・パチスロともにそれぞれ通常レートと低貸レートを用意していますが、『SKIP』だけパチスロは通常レートのみです。また3店ともにワンフロアではなく、多層階(ビル)での営業展開でした。

『アビバ関内店』

その中で、総じて稼動が高かったのは『PIA』で全体稼動率は6割超え。集客数は700人以上で、日曜日とはいえ素晴らしい稼働を見せていました。それを『アビバ』が追走する状況となっています。

伊勢佐木町のちょうど入口に店舗を構えていることと、関内駅からおそらく一番近い場所という好立地も影響しているのでしょう。また、『PIA』と『アビバ』では総台数があまり変わらないのですが、『PIA』は約5円スロットの台数が多いのです。何とワンフロアに178台もありました。この件はまた後に触れたいと思います。

そしてここからは視察した上での印象・考察となります。視察順にまとめてみました。

『SKIP関内店』

『SKIP関内店』は経営全店舗の中でおそらく本店機能でしょう。なお、基本的に神奈川県内の展開ですが、なぜか千葉県館山市にも出店しています。1階店内は白を基調に、2階スロットはやや暗めでしたが綺麗でした。ひと昔前は非常に栄えていた印象がありましたが、関内駅からは3店の中で離れていることもあり、稼動ももう少し欲しいところです。ちなみに以前、館山店の視察をしましたが、圧倒的に高稼働でした。

そして『アビバ関内店』も本社機能があり、販促物にも「旗艦店」の文字が見られています。グループとして以前は埼玉・春日部や長野・上田にも出店していましたが、現在は神奈川でのドミナントに戻っての営業です。なお、パチンコ専用チャンネルの某番組でも同店は実践で使われているので、馴染み深いファンの方も居るかもしれません。

1階4円パチンコは基本箱積みで、メインの『エヴァ咆哮』など最近の機種が満台でした。また販促で印象的だったのが「来店ポイント」についてです。3ポイントから交換できることを強調していて、利用を促す販促物が数多く目立っていました。

一方『PIA伊勢佐木町』では、1階の4円パチンコで高稼働だったのが意外にも「P真・北斗無双」。新台でしたが、これがメインと思わせる客付きを見せていました。1階は基本的に箱積みでしたが、どこの店舗でもメインとしている「エヴァ咆哮」が見当たりません。無いはずがないと思っていたら、同機は2階にありました。おそらく2階以上へ誘導させるためだと感じます。しかし2階の「エヴァ咆哮」は各台計数機だったので個人的にはちょっと残念な気がしました。

その他の気づきをまとめておきます。

『アビバ』と『PIA』では、各階の構成に興味がありました。『アビバ』は1階から4階まで順にパチンコ(4円)・パチンコ(4円と1円)・スロット・パチンコ(4円と1円)という構成です。『PIA』では1階から5階の順にパチンコ(4円)・パチンコ(4円)・スロット(20円)・パチンコ(1円)・スロット(5円)という構成でした。

これらは電子タバコ可能エリアとしての棲み分けを行った結果でしょうか。いずれにしても、どちらもスロット階の上にパチンコ階があるのは面白い構成だと感じました。

そしてその中でも、『PIA』の最上階における5円スロットコーナーは正に圧巻。通常ならばワンフロア内に低貸スロットを併設するカタチが一般的ですが、あえて別にワンフロアまるまる低貸スロットで行ったことが差別化となり、全体稼動を押し上げたのかもしれません。

今回は関内駅前のみでしたが、時間があれば伊勢佐木町全体の遊技場も視察したかったですね。魅力的な店舗が多いエリアですので、改めて訪れてみたいと思います。

■プロフィール
拝 二刀(おがみ にとう)
パチンコ歴20年以上のホール従業員。最近は財布事情も厳しく、公休日のパチンコは低貸パチンコのみ。条件が良ければ高速道路を使って片道1時間のホールまで打ちに行くマスクを被った変わり者。さらに、最近オープンした「ゲームセンタータンポポ」に足繁く通っている。


コメント:2件 コメントを書く

  1. 笑止千万だわ詐欺パチごときが⁉︎

    5
    4
  2. 笑わせるなよ
    どこが客付きいいだ
    中国人だらけボッタクリ店で、地元民はいかねーよ

    2
    0

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