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保通協、4月は新規則パチンコ4機種が適合

保安通信協会(保通協)は1日、2018年4月の型式試験実施状況を公表した。

 

今回よりパチンコでは2月1日からの新規則に対応した型式試験が実施されている。新規則パチンコ機のみの結果書交付は12件に対して適合4件。適合率(適合件数/結果書交付率)は33.3%と非常に低い。不適合事項としては、短時間出玉率が規則で定めた値を超える、または役物比率・連続役物比率が規定値を超えるといった出玉関連の理由が大半だった。新規則で新たに設定された短時間出玉試験が予想通り難関となっているようだ。

 

統計資料では、パチンコ(旧規則機含む合計)が結果書交付35件に対して適合23件、適合率は65.7%。旧規則機パチンコのみでは、結果書交付23件に対して適合19件、適合率は82.6%。パチスロは結果書交付46件に対して適合32件、適合率は69.6%となった。

 

旧規則機については、適合を優先した抑え目のスペックが中心となっていることで適合率が上昇したものと思われる。なおパチスロの型式試験はすべて規則改正前の機械となっている。

 

[2018年5月9日・日刊遊技情報]

 

保安通信協会(保通協)

tokei

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