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兵庫県遊協が総会、新理事長に平山龍一氏が就任

就任挨拶を述べる平山龍一新理事長

兵庫県遊技業協同組合(兵遊協)は10日、神戸市中央区のANAクラウンプラザホテル神戸において第52回通常総会を開催した。任期満了に伴う役員改選では、理事56名と監事2名を指名推薦にて選出し可決。総会終了後の理事会で執行部人事を行い、新理事長に平山龍一氏の就任を決議した。

冒頭、挨拶に立った岡本芳邦前理事長は、コロナ禍における業界の対応や情勢について説明したうえで、休業要請に協力した店舗に改めて謝辞を述べるとともに、今後パチンコ店でクラスターを発生させないという信念のもとにガイドラインに沿った営業を行い、県民からの信頼を回復して欲しいと語った。

また、平山新理事長は就任の挨拶で「業界は新型コロナウイルスの感染拡大予防対策や、パチンコ・パチスロ依存問題への対策、新規則機への円滑な移行に伴う対応など、様々な問題が山積しているなか、プレッシャーもあるがやりがいも感じている。組合員全員が大きな船となり追い風で前進していきたい」と述べ、組合運営に協力を呼びかけた。

来賓祝辞では、兵庫県警察本部生活安全部の小野義昭部長が登壇。「新型コロナウイルスによる緊急事態宣言は解除されたものの、数日来、東京を中心に感染者が拡大しており、予断を許さない厳しい状況にある。これまでパチンコ店でクラスターが発生したという事実は聞いていないが、引き続き業界が定めた感染予防ガイドラインに沿った対応を行っていただきたい」と述べた。加えて、子供の車内放置事故防止のための声掛けや巡回強化を併せて要請した。

議事では全7議案を審議。前年度の事業報告によると、2020年3月末時点における組合加盟店舗数は382店舗(前年比マイナス12店舗)。遊技機設置台数はパチンコが8万8782台でマイナス778台、パチスロは6万3288台でプラス892台となった。

また、脱退勧告を行った3社の除名処分を是非を議案とする臨時総会開催の件では、兵庫県知事による休業要請、同組合による休業要請、及び兵庫県知事による休業指示にもかかわらず、パチンコ店3店舗(3社)が緊急事態宣言下で営業を継続した行為は、組合定款で規定する除名事由「犯罪その他信用を失う行為」に該当すると判断し、3社に対し脱退を勧告を行ったことを明かした。しかし、3社は「各店舗が営業を継続したことは正当な行為であり『信用を失う行為』には該当しない」などとして、脱退勧告は不当であり、自ら組合から脱退することはしない旨を主張しているといい、同議案では3社の除名処分の是非について判断すべく臨時総会を開催することについて審議。その採決は無記名投票方式で行われ、過半数以上の賛成とともに議案は可決した。

なお、兵遊協は同様の理由による脱退勧告をこれら3社のほかに6法人7店舗を対象にも行っており、このうち3店舗は既に脱退届を提出済み。残り4店舗は組合への残留を希望しており、残留を認める場合の対応を現在、理事会で検討しているという。

兵庫県遊技業協同組合(兵遊協)

ダオ
組合の要請を無視して脱退勧告には応じないってどういうことなんだ?
いろいろあるんじゃない。知らんけど。
ジーマ
イスラ
みんな仲良くしようらぁ。

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