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遊技機販売オンライン化、「期待感」拮抗も価格や販売方法見直しが課題 シーズリサーチ調査

パチンコ業界に特化したマーケティングをおこなうシーズリサーチは11日、「遊技機のオンライン販売について」ホール関係者に行ったアンケート調査の結果を公表した。

「遊技機のオンライン販売に対する期待」では約半数の45.5%が「どちらでもない」を選択し、「期待している」・「やや期待している」は計27.8%、「期待していない」・「あまり期待していない」は計26.8%とほぼ拮抗する結果となった。

遊技機のオンライン販売については先日サミーネットワークスが統合プラットフォームである「777EC」を開設し、機械の販売を開始している。

開始から時期が浅いことで「まだ判別できない」、「時間短縮に対して情報量が低下する」との回答もあり、半数が「どちらでもない」との意見になった一方で、「期待している理由」としては「業務の効率化」や「スムーズな契約」といった内容のほか、「過度な営業がなくなる」、「機歴や販売条件見直しへの期待」といった業界慣習の改善を求める声も出ている。

しかしながら「期待していない」と回答した理由についても「オンラインでは機械の良さが分からない」といった意見のほか、「販売価格低下などメリットを感じられない」、「オンラインにしても希望台数が買える訳ではない」、「ホールの手間が増える」などが挙げられており、年々高騰する遊技機と人気機種への集中といった問題点の改善がデジタル化への課題となっていることがうかがえる。

調査は2020年8月28日~9月4日の間に全国のパチンコ店役職者を対象に実施された。

シーズリサーチ


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