全日本遊技事業協同組合連合会（全日遊連）は１８日、東京都港区の第一ホテル東京において９月定例全国理事会を開催した。
理事会には理事５２名中４９名が出席。直接出席の他、２０名がリモートにより出席。リモートによる理事会出席は全日遊連として初めての試み。
冒頭、挨拶した阿部恭久理事長は、（パチンコ・パチスロ健全化ネットに寄せられた）ファンの声として、ホールのコロナ対策について厳しい意見がある事を紹介。中にはガイドラインが守られていないホールがあると、店名を名指しする投稿がある事を伝えた。そのうえで阿部理事長は「コロナ感染防止対策を行う事は私たちの責務。緊急事態宣言下における業界に対する偏った報道があったが、それを挽回する意味からもこのコロナ防止対策は必要な取り組み。ガイドラインの遵守について、ご指導・周知をよろしくお願いします」と協力を呼びかけた。
議題は全て報告事項のみで、組合員の資格停止に関する規約制定の件、２１世紀会決議における一部遊技機の撤去期限延長、依存問題対策（推進計画の進捗）、推進機構の開催結果（計画的撤去に関する設置状況の点検）等についてそれぞれ報告された。