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日遊協、「エンゲージメント」をテーマに人材育成フォーラムをオンラインで開催

日本遊技関連事業協会(日遊協)の人材育成委員会は23日、第17回「人材育成フォーラム」をオンラインで開催した。今回は「コロナ禍におけるエンゲージメント向上へのアプローチ」をテーマとして、14社30名(スタッフ・講師・取材など関係者合わせると約50名)が参加した。

担当役員の都筑善雄副会長は冒頭、「様々なテーマで開催しているが、今回はエンゲージメントをテーマとした。テレワークが長期化の様相にあり、皆で集まって雑談という事が少なくなった。質問が出しにくい、仲間が作りにくいという中、このフォーラムを糧に今後に活かしていただきたい」と意義を述べた。

フォーラムでは、リンクアンドモチベーション・組織開発本部の花岡健太氏、フィリップ・モリス・ジャパン日本橋ユニットの高井謙吾氏、パック・エックス営業本部長の中村祐希氏が講演し、それぞれ新しい生活様式の営業スタイルや人材育成のヒントとなる事例や企業の採用状況についてなど問題共有を進めた。

「コロナ禍におけるエンゲージメント向上へのアプローチ」について講演した花岡氏は、企業経営で一番大切な事が、後回しにされているとして、労働市場(エンゲージメント)に対する「社員とは『投資家』である」という価値観が重要と力説。また、エンゲージメントを高める事により社員の定着率やモチベーション、生産性などが向上し、社員と企業がともに成長していくとした。

また、高井氏は今年4月より改正健康増進法が完全施行され、マナーからルール(法律)となった事から、ホール営業および事務所における喫煙課題についての対応を解説。

最後に中村氏が「コロナ禍で変化したホール企業の採用について」をテーマに講演。企業の採用意欲に関しては「コロナ前を100すると、今は60くらい。多くのホール企業では、コロナに対する休業補償が手厚かった事もあり、アルバイトなど離職は少なく、現状稼動が戻っていない事で新規アルバイトの採用意欲は低い」などと現状を説明した。

人材育成フォーラムは、会員企業の人材担当者の参加により、活き活きと働ける環境づくりについて問題共有を広げていくことを目的に2012年6月からスタート。人事担当者の交流を促す活動として継続的に開催されている。

日本遊技関連事業協会(日遊協)


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