ヒノックスグループが経営していたホールの内、『五井店』『姉崎店』『辰巳店』『茂原店』の4軒についてはトリックスターズ・アレア株式会社が事業承継。既にHP上でも新たなグループ店舗としてアナウンスされている。そして、10月10日(土)に『ヒノマル辰巳店』(千葉県市原市)がグランドオープンを果たし、新たな船出と相成っている。
同店は国道297号線沿いに位置するロードサイド型店舗であり、視認性は良好。また、周辺道路の交通量がまずまず多い点も一応プラス要素といえる。ただし国道16号線沿いと比較すると繁華性には大きく劣り、東に位置する辰巳団地と国道16号線をつなぐための空白地帯といった様相で、立地環境評価はけっして高いとは思えなかった。
視察したのはグランドオープン初日となる2020年10月10日(土)の14時頃。なお、設置台数自体は以前から変わりはなく、パチンコ機388台・パチスロ機198台の計586台だった。レート別では4円パチンコ217台・1円パチンコ148台・0.5円パチンコ23台・1000円46枚パチスロ187台・5円パチスロ11台となっている。
あいにくの雨模様であった点も影響してか、全体の客付き率は40%程度。初日としてはやや物足りない数値ではあったものの、1000円46枚貸しパチスロにおいては60%超の稼働をみせるなど、以前と比較すると十分善戦と評せるだろう。同日オープンとなった『ヒノマル五井店』同様に、トリックスターズ・アレアグループとして再出発を図る同店の今後には期待したいものだ。