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大分県遊協、11月20日より「遊タイム持越し」営業を解禁

大分県遊技業協同組合(大分県遊協)は、営業終了時に遊タイム中(電サポ作動状態)となっているパチンコについて、翌日開店時間(30分程度以内)に来店した同一人であることなどを条件として、当該遊技機を提供するサービスを行えるようになると組合員パチンコ店に通知した。実施時期は11月20日から。

このサービスは遊タイム搭載機、かつ遊タイム中のみが対象で、遊タイムの搭載・非搭載に関わらず確変や時短については従来通り持越し営業は認めていない。さらに、同一人が翌日の開店時間(30分以内)に来店しなかった場合に、抽選、ポイント、会員制等を使って別の遊技客に提供するといった著しく射幸心をそそる恐れとなる営業は行わないこととしている。

また、このサービスに関する広告宣伝については、「店内告知、又は会員に向けたDM、ライン等での告知のみ」「事実の告知の範疇に止めること」「著しく射幸心をそそる恐れのある表現、図形、色調、写真、イラスト等の使用には特段の配意をすること」など厳しく制限。具体的に使用可能・不可の表現事例を示しつつ、注意を喚起している。

遊タイムとは、通常時(低確率時)、規定回数まで大当りしなかった場合に時短に突入するパチンコの新システム。昨年12月20日に改正された「技術上の規格解釈基準」および、この改正により日工組が新たに定めた「日工組内規」によって搭載が可能となった。

遊タイムを搭載したパチンコ機は2020年4月にホール導入が始まったSANKYOの「PF真花月2夜桜バージョン」を皮切りに、これまでに24機種が登場。ユーザーへの周知も進み、「Pとある魔術の禁書目録」(藤商事)や「ぱちんこ 仮面ライダー 轟音」(京楽産業.)、「PモモキュンソードMC」(西陣)など、ヒット機種も出始めている。


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