加熱式たばこ喫煙遊技者の3割が「来店頻度が増えた」
加熱式エリアの効果については、コロナ禍により禁煙化前の状況と稼働比較ができないために、プラスなのかマイナスなのかさえはっきり分からないというのが現状である。そんな中、パチンコ業界に特化したマーケティングをおこなうシーズリサーチが2020年8月4日、「加熱式たばこ喫煙遊技者の3割が『来店頻度が増えた』」とする調査結果を発表した。
同調査の「加熱式エリア設置店舗における遊技動向」では(月1回以上遊技し、コロナ禍でも来店意欲のある遊技者を対象)、来店頻度に関して加熱式たばこ喫煙遊技者の30.6%が「増えた」(「増えると思う」も含む)と回答。さらに、滞在時間に関しても同等の結果となった。
また、「たばこを吸うために席を離れる必要がなくなる分、稼働の下げ幅が抑えられている」との声も多く聞かれ、ホールによっては一定の効果が出ているようだ。
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2020年12月中も加熱式エリアを新たに設置するリニューアルが目立っており、弊社には「パチモク」への登録を求める問い合わせが毎日のように寄せられている。新型コロナ第3波、旧規則機の撤去など暗い話題が多い中、加熱式エリアを設置するホールはまだまだ増えていくと考えられ、今後も引き続きウオッチしていきたい。
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※本稿は2020年12月24日付け「日刊遊技情報」に掲載した記事をweb用に編集したものを掲載しております。