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ユニバーサル、SPACを利用しIR事業を米国証券取引所への上場検討

ユニバーサルエンターテインメントは12日、フィリピンで展開している統合型リゾート(IR)事業の運営会社をSPAC(Special Purpose Acqusition)を利用して米国のNASDAQ市場またはニューヨーク証券取引所のいずれかに上場する方向で検討に入ることを決定したことを発表した。

SPACは、未公開企業の買収を目的に設立される会社で、日本語では特別買収目的会社などと訳される。SPACのとの契約締結後、買収会社が存続会社となって新規上場を果たす流れとなる。SPACは、上場時点で事業主体がなく、投資対象も決まっていないため、より強固な投資家保護の仕組みが整備されているという特徴がある。また、このSPACを利用した上場は、米国証券取引所への上場手法として主流となりつつあるという。

同社のフィリピンにおけるIR事業は2016年12月に一部営業を開始して以来、着実に業績を伸ばしており、同事業をグループの中核事業と位置づけ、さらなる事業拡大と企業グループ価値の増大を目指して、このたび米国NASDAQ市場またはニューヨーク証券取引所のいずれかへの上場を具体的に検討することとした。

上場準備のため、すでに日米の金融アドバイザー数社とアドバイザリー契約を締結し、SPACの選定、法令および税制面の調査、グループ全体の資本構成の見直し等を行っており、2021年度中の上場を目指すとしている。

株式会社ユニバーサルエンターテインメント


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