SANKYOは5日、2022年3月期第1四半期連結決算を発表した。売上高109億3200万円(前年同期比マイナス39.1%)、営業利益7億6800万円(同マイナス79.5%)、経常利益11億9200万円(同マイナス71.5%)、四半期純利益9億4400万円(同マイナス71.0%)で減収減益。新型コロナウイルスの影響、新規則機への入替需要などに鑑み、投入タイトルを少数に留めたことが響いた。
期中のパチンコ機関連事業における主な販売タイトルは「フィーバー革命機ヴァルヴレイヴ2」(1万1100台販売)と、「フィーバーパワフル」(5800台販売)の2タイトル。販売台数は2万2300台(前年同期比マイナス33.1%)に留まり、売上高91億8900万円(同マイナス45.8%)、営業利益19億8100万円(同マイナス63.4%)となった。
パチスロ機関連事業における販売タイトルは「パチスロ マクロスデルタ」の1タイトルのみで、販売台数は2367台(前年同期比プラス653.8%)。その結果、売上高10億2900万円(同プラス389.8%)、営業損失3億3800万円(前年同期は7億2200万円の営業損失)となった。
第2四半期以降は、新規則機への入れ替えが本格化することを見据え、準備を進めてきた有力タイトルの投入を加速させるとしている。
2022年3月期通期の連結業績予想に変更はなく、パチンコ15万4000台、パチスロ3万台の販売を計画し、売上高730億円、営業利益89億円、経常利益96億円、当期純利益66億円を見込む。