×

遊技しながら「加熱式タバコ」が吸えるパチンコ店は1255軒に、嫌煙家からは「これでは台無しだ」との意見も

2020年4月よりパチンコホールも原則禁煙となったのは周知の通りである。もともとユーザーの多くが愛煙家だったために集客への影響が懸念されていたが。コロナ騒動と重なったことで、結局どの程度のマイナスだったのか図りかねるというのが正直なところだろう。

【関連記事】営業再開後も「加熱式たばこ」が吸えるパチンコ店が増加、直近2カ月で76%増の127店舗に

ただし、パチンコ・パチスロ遊技者にはヘビースモーカーが依然として多数残っていることは間違いない。故に「喫煙ブース」の充実はもはや人気店の必須条件だ。コロナ禍も相まって、最近では多人数が利用できる「大型喫煙ブース」というよりも「1人用の喫煙ブース」を複数設けるようなスタイルが浸透しつつある。

それと同時に、「加熱式たばこ」を吸いながら遊技できる「加熱式たばこプレイエリア」を店内に設けるトレンドも変わっていない。2020年4月末には全国でわずか79店舗だけだったが、同年末には842店舗まで一気に増加。2021年10月16日時点では1255店舗に上っている(※たばこの吸えるパチンコ店検索サイト「パチモク」調べ)。

『アーリーバード藻岩店』(北海道札幌市)の島図。同店では総台数399台中385台で加熱式タバコ喫煙可としている。

特筆すべきは、導入店舗において「加熱式たばこが吸えるエリアの比率」がドンドン高まっている点だろう。当初は「店内のごく一部(多くても50%以下)」というホールが大半だったのだが、今では全体の半数以上を占める店舗が当たり前となっている。

10月1日にグランドオープンしたばかりの『グランキコーナ泉佐野店』(1003台)では全体の約64%を加熱式たばこプレイエリアに設定。また、8月にグランドオープンしていた『メガフェイス1180座間』では約86%を同エリアとしていたものだ。

ただし(パチンコユーザーには紙巻きタバコ派の方が依然として多い印象もあり)集客への効果は限定的と言わざるを得ない。加えて、せっかくパチンコホールが禁煙になったはずなのに「これでは台無しだ」という嫌煙家も意外と多い気がする。紙巻きたばこ以上に「匂い」が気になるという意見も聞き漏れてくる中で、店側にとって果たしてどの程度のプラスになっているのだろうか。


コメント:4件 コメントを書く

  1. せっかく10年前に禁煙して、パチスロが好きで
    タバコ止めてから他人が吸う匂いで頭痛くなって、それでも小遣い稼ぎで面白いから打ちたくて、やっとパチンコ屋が禁煙に成った~って喜んでたらあっとゆうまに臭い匂いが漂う場所に
    若い女の子も増えたのに、はぁ何してんだよパチンコ屋はぁ何してんだよ行政意味ないじゃないですか。スロット規制厳しくするならタバコも同じ様にしっかり規制するべきじゃないのですかね。短い春だった。

    35
    12
  2. 紙巻タバコより、加熱式タバコの方が臭くて気分が悪くなる。
    コロナが蔓延する中、人前でマスクを外して煙を吐き出す行為はどうか。
    一部のマナーの悪い方が吸殻を遊技台の横に捨てているのをよく見かける。
    店側の清掃が行き届いていないのも問題だが、そのような行為をする客は注意をするべき。
    吸い殻入れも準備されているのに酷いと思う。隣で遊んでて不愉快になる。

    30
    4

-パチンコ業界ニュース, ホール
-

© 2024 パチンコ・パチスロ業界のニュースサイト「パチンコ・パチスロ情報島」