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コロナ禍前からの回復率は70%~80% ~ダイナムジャパンHD、中間決算は増収増益

ダイナムジャパンホールディングス(DYJH)は24日、2022年3月期の中間連結決算を発表。それによると、貸玉収入2554億300万円(前年同期比プラス16.3%)、営業収入508億9700万円(同プラス10.7%)、税引前中間利益55億8600万円(同プラス278.2%)、中間利益34億1600万円(同プラス395.8%)で、増収増益となった。

昨年の4月、5月に対応した業界挙げての店舗休業がなかったため、営業収入は対前年同期比増収を確保。一方で、感染防止対策に万全を期した営業を継続しているが、変異種の広がりによって大都市圏を中心に発令された緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の影響で、コロナ禍前の2020年3月期からの営業収入の回復率は70%~80%程度の水準に留まった。下期以降は、ワクチン接種の進捗による行動制限緩和等により営業収入の増加が期待されるとしつつも、「楽観は許されない状況」とした。

同社は「このような環境下においても、全ての従業員が顧客視点に立ち、心から楽しめる時間と空間を提供することがパチンコ事業の使命であると考え、今後もホールでの感染症予防対策を徹底し、お客様が安心できる遊技空間を提供することで業績の回復に努めていく」としている。

なお、2021年9月30日現在の店舗数は438店舗(前年同期比マイナス7店舗)。

株式会社ダイナムジャパンホールディングス


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