単店としては日本最大となる２１１３台のパチンコホールへ、『ｎｉｋｋｏ大分中央店』が昨年末に大型改装を実施済み

県下最大のパチンコホール。そんな内容で各都道府県における「最多台数パチンコ店」を一覧にまとめたのが昨年１０月のことだった。

それから３カ月の間に、幾つかの県で大きな動きが見られている。中でも、愛媛県に本拠を構える「日光商事」グループの積極的な増台施策が一際目を引くところだ。

昨年１２月２２日には『ｎｉｋｋｏ高松中央店』で大改装を行い、遊技機の総設置台数は１１９６台から１８０６台へと大幅に拡大した。これにより香川県内ではもちろんのこと、四国および中国地方まで範囲を広げても圧倒的に一番となっている。

『ｎｉｋｋｏ高松中央店』

更に、１２月２５日には『ｎｉｋｋｏ大分中央店』にて同じく大型改装を実施し、２１１３台までその規模を拡張させた。１フロア店舗としては文字通り圧巻の光景が広がっている。なお、一般的には『楽園大宮店』の３０３０台が日本最大とされるも、（ツイン店舗を１軒ずつでカウントすれば）単店としては『ｎｉｋｋｏ大分中央店』が日本最大である。

また、千葉県においては強豪ホールの『やすだ幕張店』が増床オープンし、総設置台数は１２４２台まで増加。一時は県下最大規模となるも、昨年末にグランドオープンした新店『ビックマーチ東習志野店』がそれを上回る１３５２台で対抗している。これにより、直線距離で５キロほどしか離れていない両店が県下１番手および２番手の設置台数を有する激戦区と相成った。

このように、新規則機イヤーを迎えて（閉店ホールが続出している一方で）既存店の生存競争もまた激しさを増している。有力チェーンの取り組み施策についても注目していきたい２０２２年だ。

●４７都道府県別の最多台数パチンコホール一覧（２０２２年１月時点）
北海道：１３００台『ベガスベガス函館昭和店』
青森県：１３４２台『メガガイア青森中央』
秋田県：　８６４台『ガイア横手Ⅰ・Ⅱ』
岩手県：１２５７台『メガガイア盛岡みたけ』
山形県：１００５台『ベガスベガス成沢店』
宮城県：１６００台『ベガスベガス仙台南店』
福島県：１２８０台『ニラク福島太平寺店』
群馬県：１２７８台『メガガイア伊勢崎オート前』
栃木県：１２３７台『ビックマーチ西川田店』
茨城県：１１１１台『キコーナひたちなか店』
埼玉県：３０３０台『楽園大宮店』
千葉県：１３５２台『ビックマーチ東習志野店』
東京都：１６９１台『エスパス日拓新宿歌舞伎町店』
神奈川：１８７２台『吉兆横浜駒岡店』
山梨県：１０００台『ＰＩＡ１０００ＫＯＫＵＳＡＩ』
長野県：１２０９台『ベガス１３００』
新潟県：１０９４台『Ｓｕｐｅｒ　Ｄ’ｓｔａｔｉｏｎ上越店』
富山県：１３０４台『ノースランド２００１山室店』
石川県：１１３８台『ＤＳＧアリーナ』
福井県：１０００台『Ｔｈｅ　Ｊｕｎｇｌｅ　１０００』
静岡県：１５０６台『ＳＵＰＥＲ　ＣＯＮＣＯＲＤＥ　市野』
愛知県：２１００台『ＺＥＮＴ名古屋北店』
岐阜県：１５０７台『メガコンコルド１５１５大垣インター南店』
三重県：１２５４台『キング観光サウザンド鈴鹿店』
滋賀県：１１４８台『ベニス栗東店』
京都府：１８６３台『ＺＥＴＴＡ京一宇治店』
奈良県：１０４０台『スーパードーム大和高田店』
和歌山：１１４３台『メトロ　ヒルズ』
大阪府：１８２７台『ラクエンプラス』
兵庫県：１３０８台『でるでる川西』
岡山県：１２７６台『ｎｉｋｋｏ東岡山店』
広島県：１４７８台『ナショナル会館』
鳥取県：１０８１台『デルパラ７米原店』
島根県：　８５５台『丸三ツインタワー１０００ＥＡＳＴ＆ＷＥＳＴ』
山口県：１２００台『ユーコーラッキー宇部店』
香川県：１８０６台『ｎｉｋｋｏ高松中央店』
徳島県：１０００台『ミリオン中吉野店』
愛媛県：１４３１台『スーパーキスケＰＡＯ』
高知県：１０６８台『１２３＋Ｎはりまや橋店』
福岡県：１６５２台『Ｓｕｐｅｒ　Ｄ’ｓｔａｔｉｏｎ筑紫野店』
大分県：２１１３台『ｎｉｋｋｏ大分中央店』
熊本県：１４２８台『メガフェイス１４５０本山』
佐賀県：１０１２台『フェイス８５０佐賀』
長崎県：１２００台『Ｓｕｐｅｒ　Ｄ’ｓｔａｔｉｏｎ女神店』
宮崎県：１１３６台『モナコパレスゴールド』
鹿児島：１３３３台『Ｔ－ＭＡＸ新栄店』
沖縄県：　５６０台『ピータイムおもろ』（他多数）