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江戸川区の低貸専門店『SANSA西葛西』が1月31日を以って閉店、自社競合を避ける動きが加速している

『SANSA西葛西』

東京都江戸川区にて営業してきたパチンコ店『SANSA西葛西』が2022年1月31日を以って閉店することを告知している。同店は東西線「西葛西駅」から程近い場所に店舗を構え、総設置台数283台の低貸専門店(2階層)であった。

なお、運営する株式会社Wガーデンは、関東有数の強豪チェーン「遊楽グループ」のグループ企業だ。2020年に入ってすぐ、江戸川区に本拠を構える老舗企業「ウエスタングループ」の10店舗を、ガーデングループがまとめて事業承継したことは記憶に新しいところだろう。その際に新設されたのが株式会社Wガーデンである。

西葛西駅からすぐの場所には『ウエスタン西葛西店』(359台)が存在していて、競合店舗であった『SANSA西葛西』を傘下に収めたのが2020年8月のこと。以降は同商圏で2店舗体制をとってきたが、今回の閉店により『ウエスタン西葛西店』へ経営資源を集約することとなる。ちなみにホームページ上には「SANSAのすべてをウエスタンへ」といった告知とともに、2月1日の大型新装開店もアピールされていた。

『ウエスタン西葛西店』

こうしたいわゆるドミナント展開を推進してきたパチンコホールは他にも多々見られるが、市場内の顧客総数が減少している昨今。自社競合によるマイナス面を考えると、(単店の収益という観点以外からも)閉鎖を選択するホールは増えることだろう。


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