SANKYOは8日、2022年3月期の第3四半期連結決算を発表。売上高703億4400万円(前年同期比プラス71.6%)、営業利益200億3300万円(同プラス371.0%)、経常利益208億5100万円(同プラス311.9%)、四半期純利益169億4900万円(同プラス313.0%)で増収増益。主力タイトルの販売好調が業績をけん引した。
パチンコ機関連事業では、「フィーバー機動戦士ガンダムユニコーン」(3万1500台販売)、「フィーバーマクロスフロンティア4」(1万3000台販売)、「新世紀エヴァンゲリオン~未来への咆哮~」(4万800台販売)など計7タイトルを販売。販売台数は13万8494台(前年同期比プラス60.5%)となり、売上高617億7700万円(同プラス66.7%)、営業利益224億5900万円(同プラス129.2%)。
パチスロ機関連事業では「パチスロ 戦姫絶唱シンフォギア 勇気の歌」(9900台販売)を販売し、合計台数1万2608台(前年同期比プラス204.2%)、売上高56億3500万円(同プラス231.9%)、営業利益5億3900万円(前年同期は21億5700万円の営業損失)となった。
第4四半期は、主力タイトルの追加販売に注力するとともに、新基準機へのブラッシュアップを図るため、パチンコ機2タイトル、パチスロ機1タイトルの販売時期を次期以降に変更するとしている。
また、「ガンダムユニコーン」および「エヴァ」の販売状況が好調なことから、2022年3月期通期の連結業績予想を修正。売上高836億円(前回予想値からの増減額プラス106億円)、営業利益205億円(同プラス116億円)、経常利益214億円(同プラス118億円)、純利益172億円(同プラス106億円)に上方修正している。