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パチスロからパチンコへの改装工事増加に伴いファン向け情報公開端末の販売が好調 ~ダイコク電機第3四半期決算は増収増益

ダイコク電機は10日、2022年3月期第3四半期の連結決算を発表。売上高190億5800万円(前年同期比プラス5.9%)、営業利益15億1500万円(同プラス153.3%)、経常利益15億8300万円(同プラス90.4%)、純利益12億7200万円(同プラス145.0%)で増収増益となった。

情報システム事業においては、パチンコホールの一部をパチスロ機からパチンコ機に変更する小規模な改装工事の増加に伴い、ファン向け情報公開端末「REVOLA」や「BiGMO PREMIUM」の販売が前年同期を上回った。しかし、半導体不足により製品供給が顧客需要に追い付かず、販売台数の調整を余儀なくされ、売上高147億2700万円(前年同期比プラス7.1%)、セグメント利益は21億5100万円(同プラス26.6%)だった。

制御システム事業においては、「遊技機メーカー向け表示・制御ユニット等」の売上はパチンコ機向けの販売が好調に推移したことに加え、事業領域の拡大として新たにパチスロ機の受託製造を開始したことにより前年同期を上回ったが、「部品・その他」の販売は前年同期を下回り、売上高43億4100万円(前年同期比プラス2.4%)、セグメント利益4億8400万円(前年同期はセグメント損失100万円)となった。

通期の連結業績予想に変更はなく、売上高260億円、営業利益8.5億円、経常利益10億円、当期純利益6.5億円を見込む。

ダイコク電機株式会社


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