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旧規則機の撤去期限延期により総販売台数は減少 ~ユニバーサルが2021年12月期決算発表

ユニバーサルエンターテインメントは14日、2021年12月期の連結決算を発表。売上高904億3500万円(前期比マイナス0.5%)、営業利益19億5900万円(同マイナス23.3%)、経常損失25億800万円(前期は92億4900万円の経常損失)、純損失190億5200万円(前期は192億1800万円の純損失)となった。統合型リゾート施設「オカダ・マニラ」の営業停止期間に係る固定費(減価償却費等)を販売費及び一般管理費から特別損失に振替したことなどから赤字が続いた。

遊技機事業の売上高は541億8600万円(前期比マイナス12.3%)、営業利益は133億1100万円(同マイナス34.7%)。旧規則機の撤去期限が2022年1月末に延期となったことから、主要タイトルの市場投入を当第4四半期から2022年12月期第1四半期に集中し、総販売台数は前期の13万9152台から12万7094台となり、売上高、営業利益は減少した。今後については、パチスロ機において6.5号機やメダルレス遊技機等の開発が進められており、市場が活性化されるとし、引き続き独自性のある魅力的な遊技機を創出していくとしている。

IR事業は、フィリピン政府の新型コロナウイルス感染症対策に係る規制と緩和に柔軟に対応しつつ、段階的な運営を続けた結果、売上高352億3400万円(前期比プラス27.2%)、営業損失18億6500万円(前期は90億3400万円の営業損失)となった。調整後EBITDAは53億2800万円となり、前期より79億8100万円増加した。

なお、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大により、現時点で連結業績予想の算定が困難なため、2022年12月期の連結業績予想は未定とした。

株式会社ユニバーサルエンターテインメント


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