昨年12月以降に閉店を選択した「パチスロ専門店」は計77軒に上る、併設店へと業態変更したホールはわずか6軒だけ

新規則機時代へと突入したことにより、(年末から年明け以降にかけて)閉鎖ホールが続出したのは周知の通り。特に「パチスロ専門店」が厳しい状況に置かれているのはユーザー側も重々承知していることだろう。

ちなみに2021年12月1日時点で営業していた「パチスロ専門店」は、全国に563軒であった。それが2022年3月末時点では480軒まで減少している。つまり、この4カ月間に83店舗ものパチスロ専門店が市場から姿を消した計算だ。

ただし、その全てが閉店したわけではなく「パチンコ機」を導入して併設店へと生まれ変わったホールも少なからず散見するところ。例えば、大阪府東大阪市にて営業してきた『SLOT CLUBガリバー』については、昨年末に(4日間の店休を挟んで)改装オープンを敢行。『ガリバー東大阪店』へと屋号変更した上で、パチンコ機51台・パチスロ機355台という設置構成に生まれ変わっている。

また、兵庫県神戸市の『PSAヴィクトリースロット館』では総設置台数257台の内、5台だけパチンコ機を導入するという施策を行っていたものだ。むろん苦肉の策と映るかもしれないが、生き残りに向けて必死に試行錯誤している証ともいえるだろう。

このように、パチスロ専門店から併設店へと業態変更したホールはそれなりにあるかと思えたが。昨年12月以降では(前述した2店舗も含めて)計6軒しか確認出来なかった。これは想像していたより少ない数値であり、やはり「費用対効果の面で見合わない」と判断した店舗が大半だったということか。

結局、昨年12月以降に閉店を選択したパチスロ専門店は計77軒に上っている。この数は今後ますます増えていくはず。併設店へと業態変更するような施策も簡単ではなさそうであり、頭を悩ませる日々が当面続きそうだ。

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コメント 15件

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コメント一覧 (15件)

  • とりあえず、ジャグラーさえ置いて置けば、設定悪くてもジジ、ババが勝手に金突っ込むだろう。

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  • 客からまきあげる事しか考えず出す気が無いならさっさと潰せばいいんだよ。
    ゴミ経営者共は今まで十分巻き上げて贅沢出来ただろ引き際考えろ。

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    • なら、あんたが飯を食う飯屋も、何かを買う商店も、全部店たたまんとやね?(笑)

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  • 自分も、今回の規制変更で20年以上ハマってたパチスロ 辞めれたのが良かった

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  • 回らなくなった6.2号機→投資スピード上昇→有利区間3000による実質天井の深さ上昇→遅くなった純増→有利区間限界突破とかゆう罠→こんなん誰が打つんや?

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  • まだ480件もあんのかよ!客を勝たす気ないんだから
    潰れろよ!真面目な話!
    演出見る為に金入れて見てようなもんや

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  • 6号機にしておかしくなった。出玉が少ないのにハメすぎ。店側はお客をなんだと思っている

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  • 一番手マイホ、二番手マイホに続いて、とうとう三番手マイホまで閉店しちまった。どこ行けば良いんだ?

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