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4月中に閉鎖したパチンコ店は45軒に、予想よりも多く2022年だけで300店舗以上が既に閉店済み

「コロナ騒動」と「新規則機への移行」が重なったことで、パチンコ業界が苦境に喘いでいるのは周知の通り。2021年だけで600軒程度のパチンコホールが閉鎖を余儀なくされていた。

こうした動きは2022年に入ると更に加速し、1月期だけで150軒前後のホールが閉店・休業を選択していたものだ。これは文字通り「近年最大級」だったと評せるだろう。そしていよいよ新規則機時代へと突入した2月1日以降も閉店ラッシュは継続していて、3月末までの3か月間で258軒もの閉鎖が確認されている。

それでも、新年度を迎えた4月には(こうした閉店ラッシュも)一旦落ち着きをみせるものと思われていた。年末年始商戦以来となる繁忙期を控えていることもあり、閉店するにしてもGW明けとなるのが一般的だからだ。

しかしながら4月中に閉鎖したパチンコホール数は、結果的に45軒に上っている。3月期との比較では10店舗ほど少ない数値となったが、「予想していたよりも閉店が目立った」というのが正直なところか。むろんGW直前となる4月末にはほぼ閉鎖ホールが出なかった一方で、4月上旬に閉店が集中していたものである。

中でも「キコーナ」グループが4月3日を以って9店舗のパチンコホールを同時閉鎖したニュースはインパクトが強かった。全国1都2府9県にて170店舗も展開するに至った同社は、パチンコ業界で主役級の存在感を発揮しているグループ企業といっても過言ではないはず。ただしドミナント展開しているエリアが急速に増加したことも間違いなく、(各商圏内に顕在化している顧客数が減少傾向を示す中では)既存店舗の整理・統合といった動きも必要だったことだろう。

【関連記事】キコーナグループが4月3日を以って9店舗のパチンコホールを閉鎖へ、コロナ禍以降の閉店数は計23軒に

また、北海道の「太陽」グループではパチンコ事業のスリム化を更に推し進めていて、4月中にも2軒のホールを閉鎖していた。他にも京都府を中心に店舗展開している「第一物産」グループが同じく2店舗を閉じるなど、大手チェーンにおける事業構造の見直しという動きも目に付いている。

なお、4月中に閉鎖した45軒の内訳をみると、6割以上となる28店舗が「設置台数300台以下の小規模ホール」だった。パチスロ専門店も9軒含まれていて、この辺りの傾向は特段変わらないままだ。

いずれにしても、2022年1月から4月の間だけで、早くも閉鎖ホール数が300軒を超えたことになる。年間換算では900軒が閉店するペース。少なくとも昨年の600軒を上回ることは間違いないか。GW後の閉鎖を告知する店舗も出始めており、閉店ラッシュは依然として継続する気配を見せている。


コメント:90件 コメントを書く

  1. GW後、どれだけの店舗が閉鎖するか、続報を楽しみに待ちたいものである

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  2. もっと頼む!
    警察は閉店加速装置発動してくれ。

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