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藤商事22年3月期決算は増収減益、「Pとある科学の超電磁砲」が前作に続き2万台超を販売

「Pとある科学の超電磁砲」

藤商事は13日、2022年3月期の連結決算を発表。それによると売上高296億600万円(前期比プラス9.9%)、営業損失6億9800万円(前期は3億8300万円の営業利益)、経常損失5億9900万円(前期は4億8600万円の経常利益)、当期純損失17億8300万円(前期は1億2200万円の純利益)で増収減益。販売台数の増加にともない売上高は前期を上回ったが、利益面では部材価格高騰の影響を受けて大幅に原価が上昇したことなどが響いた。

パチンコ機においては、新規タイトルとして「Pとある科学の超電磁砲」(2万4400台)、「P地獄少女 華」(1万7700台)、「P真・暴れん坊将軍 双撃」(4500台)など6タイトルを発売し、販売台数は7万9600台(前期比プラス12.8%)、売上高は285億9700万円(同プラス6.2%)と伸長。パチスロ機は「Sリング 運命の秒刻」の1タイトルの発売に留まり、販売台数は3100台、売上高は10億900万円となった。

2023年3月期については、パチンコ機において幅広いジャンルの中から若年層向けコンテンツを活用した新規タイトルを順次投入予定。部材のコスト上昇に対応したさらなる原価低減活動を推進などに取り組み、パチンコ7万1000台、パチスロ1万4000台の計8万5000台の販売を計画。売上高300億円(前期比プラス1.3%)、営業利益15億円、経常利益15億円、当期純利益12億円を見込んでいる。

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