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パチスロ機の客付き率は過去20年間で最低数値を更新する、大阪のパチンコ激戦区「千日前」エリアでも浮上の兆しが見られない

『マルハンなんば新館』

大阪の「千日前」エリアは言わずと知れたパチンコ激戦区である。『マルハンなんば新館』や『楽園なんば店』、『123難波店』や『ARROWナンバHIPS』など府内でも屈指の優良ホールが林立していて、関西地方最大のパチンコ市場と呼んでも過言ではないかもしれない。

そんな千日前エリアで毎週金曜日に、編集部のメンバーが各店舗の客数(瞬間客付き数)をカウントし続けている。約20年に渡って定点観測を続けてきたものだ。そうして業界の歴史・浮き沈みを表す一つの指標数値としてデータベース化してきた。

むろんコロナ禍と規則改正によるダブルパンチの影響は甚大であり、市場全体の客数・稼働率は一昨年から何度も「過去最低数値」を更新するなど、以前のような盛り上がりはすっかり影を潜めている。それでも新規則機時代へと突入して以降は、ようやく底を打ったように映っていたところ。

特にパチンコ機の方は確実に安定感が増してきており、(低貸営業も含めた)市場全体の客付き率は35%前後の数値を維持出来るようになった。平日昼間としてはまずまずの数値といえるだろう。

『楽園なんば店』

しかしながら一方で、パチスロ機の方では依然として苦戦している。GW明けには過去20年間で最低となる約23%まで低下していた。そして先週5月20日の調査時には過去最低値を再び更新してしまい、パチスロ機全体の客付き率は22%を割り込む結果に。

「7の付く日」や「ゾロ目の日」なども含めて、(店舗単位で見れば)強豪ホールと呼ぶに相応しい高稼働を何処かがマークするものの、千日前エリア全体でみると客数の減少に歯止めがかからない。このままスマートパチスロの登場まで低空飛行が続くのだろうか。起爆剤となる遊技機が待たれている。


コメント:10件 コメントを書く

  1. 無理なんじゃね?
    大阪がパチンコ・スロットをギャンブルと認定し、依存症対策を重点を置くように求めてるからな
    維新が大暴れしてくれるのを期待したいものだ

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  2. 2店舗もあるのに名前が上がらないキョーイチさんw

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