マルハン北日本カンパニーが観光事業を第二の事業領域へ、温泉旅館「笛吹川温泉 坐忘」の経営を開始

マルハン(本社・東京、京都)は、株式を100%所有している「株式会社坐忘resort」(運営・マルハン北日本カンパニー)が、6月30日に坐忘resortが運営する「笛吹川温泉 坐忘」の不動産取得を実行し、運営と所有が一体となった旅館経営を開始したことを発表した。

「笛吹川温泉 坐忘」は、山梨県甲州市の笛吹川の畔に立地する温泉旅館。日本の伝統色を元に設えた「別邸」、日本庭園に面したテラスと露天風呂付の「本館和洋室」、それぞれが独立した数寄屋造りの「本館離れ」など、趣の異なる5タイプの客室を用意し、四季の移ろいと、日本の文化を大切にした設えを楽しめる施設となっている。

なお、同社が運営を開始した3月18日以降の営業状況は、客室稼働率(OCC)や1室あたりの売上(ADR)などがいずれも前年同月を上回り好調に推移している。今後においても、今年8月までに家具や什器、備品の入替、そして2023年2月には大規模改装・修繕を計画するなど、国内だけでなく、世界から訪日する人を対象に、更なる顧客満足向上に務めていくという。

マルハン北日本カンパニーは、富裕層をターゲットとした観光事業を第二の事業領域とし、ホテル・旅館事業、グランピング事業、ゴルフ事業などの観光レジャー領域へ本格進出していく方針を示し、「国内のお客様だけでなく、世界各国から訪日されるお客様にも『人生にヨロコビ』を提供できるよう、マルハンが培ってきた接客・サービス力、施設運営力を最大限活かしていく」とコメントしている。


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