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6.5号機の設置台数は1店舗平均でまだ10台程度に留まっている、最多導入は埼玉県川口市のパチンコ店『パラッツォ鳩ヶ谷店』で計67台に

現状、6.5号機で最多導入の「パチスロ甲鉄城のカバネリ」(サミー)

本年6月より「出玉上限の差枚数化」と「有利区間の上限緩和」が行われたパチスロ6.5号機の導入が始まっている。出玉性能の高さが話題となり、中古価格が200万円に迫る機械も出始めているのは周知の通りだ。

そんな6.5号機について、編集部では設置状況の調査を行った。(なお、インターネット上に公開されている情報に基づくほか、設置台数不明店舗やデータ精度の低い店舗については一部除外しているため実際の設置台数とは異なる点にご留意いただきたい。)

7月25日時点で導入済みの6.5号機は計6機種。全国に設置された台数別で見ると、サミーの「パチスロ甲鉄城のカバネリ」が1万3337台で最多だった。(なお集計データのカバー率は約91%となっているため、実際の設置台数は約1万5000台となる見込み。)導入店舗数についても「カバネリ」が最多でパチスロ設置店舗の約60%となる4309店舗で導入を確認している。

2番手は「パチスロ犬夜叉」の1万799台、3番手は「アクエリオン」の9545台という集計結果だった。ちなみに、これまでに発売された6機種すべてを導入していたのは全国でもわずか92店舗のみ。(設置台数の少ない「シリウス」を除いても)5機種を全て導入しているホールは662店舗しか確認できなかった。

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なお、設置台数は1店舗あたり・1機種あたりで2~3台と少なく、合計設置台数は平均で10台ほどに留まっている。概ね1列程度の設置というのが6.5号機における現状といえるだろう。

そんな中で、全国最多台数となったのが埼玉県川口市の『パラッツォ鳩ヶ谷店』だ。同店は総台数2032台(内パチスロ機986台)のマンモス店舗であり、6.5号機だけで計67台を保有している。

また、設置比率で全国1位となったのは佐賀県佐賀市の『日の出ラッキー』。同店は総台数290台(内パチスロ機120台)に対して、6.5号機を41台導入しており、比率面では2位以下を大きく突き放していた。

いずれにしても、今後は6.5号機の比率が徐々に高まっていくはず。スマスロの導入も迫ってくる中で、パチスロ人気の復活となるのかどうか。引き続きウォッチしていきたい。


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