平和は5日、2023年3月期の第1四半期決算を発表した。
それによると、売上高347億3100万円(前年同期比プラス8.4%)、営業利益78億5500万円(同プラス79.9%)、経常利益78億2700万円(同プラス80.7%)、純利益53億5500万円(同プラス103.4%)と、増収増益となった。
遊技機事業は、売上高97億8500万円(前年同期比プラス7.3%)、営業利益23億3200万円(同プラス2909.9%)。パチンコ機では「麻雀物語4」(6176台販売)や「めぞん一刻 Wedding Story 甘デジ」(2322台販売)など計1万7497台(前年同期比プラス955台)を販売。パチスロ機では、業界初となる6.5号機「キャッツ・アイ」(5025台販売)など計6081台(同マイナス588台)を販売した。パチスロ機の販売台数は伸び悩んだが、パチンコ機の販売台数が増加したため、売上高は前年同期比で微増。利益面は、パチンコ機の販売台数増、売上原価の低減により売上総利益が増加したこと、前期に実施した希望退職制度により人件費が減少したことにより、前年同期比で大幅に増加している。なお、通期ではパチンコ機は8機種8万8000台、パチスロ機は8機種4万2000台の販売を計画する。
ゴルフ事業は、売上高249億4500万円(前年同期比プラス8.8%)、営業利益62億5200万円(同プラス30.3%)。来場者数の増加、顧客単価の回復により、ゴルフプレー売上が増加。また、会員関連売上もゴルフ人気を背景に好調だった。
通期の連結業績予想に変更はなく、売上高1380億円、営業利益207億円、経常利益200億円、当期純利益133億円を見込む。