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【編集部ウォッチ】9月期におけるパチンコ・パチスロ「新台」の総導入数は10万台ほど、既存の主要機種を脅かすような機械はほとんど出てこなかった

9月期に導入されたパチスロ新台では全国に約1万台入った「パチスロBOOWY」が最多。発表時からファンの間で大きな話題となっていた。

本年の8月期には、全国でパチンコ新台が11.5万台ほど導入されていた(編集部調べ)。なお、本稿の数値はインターネット上で情報公開しているホールの機種別台数を足し合わせたものであるため、実際の設置台数に対して9掛け程度になっている点をご留意いただきたい。

一番手となったSANKYOの「PFからくりサーカス」が約3万台となり、お盆商戦を牽引。また「PA新海物語」が約2.5万台でさすがの人気を見せており、こちらは低貸コーナーにも多数設置されていたものである。

一方で8月期に導入されたパチスロ新台は約4.2万台。大都技研の「政宗 戦極」が1.4万台ほどで一番人気となり、「新鬼武者2」が約1万台で続いていた。結果的に8月期における新台の総導入台数は16万台ほどとなっている。

そして先月9月期では、パチンコ新台が計12機種投入されたが(増台された既存機種を除くと)合計台数は約5.8万台。8月期からは半減となった。そんな中で、SANKYOの「PF戦姫絶唱シンフォギア3黄金絶唱」が2.6万台ほどで圧倒的なシェアを確保している。

その他に1万台以上導入された機種はなく、やや盛り上がりに欠ける内容だったと評さざるを得ないか。実質的な二番手はレンタル版の導入が開始された「P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver.」となっている点も付記しておきたい。

そして9月期に導入されたパチスロ新台は約4.4万台。こちらは6.5号機を中心に9機種が導入されて、全国に約1万台入った「パチスロBOOWY」が僅差で一番手となっている。ただし既に空席の目立つ店舗も出ているなど、大ヒットと呼べるものではないのが少し残念。

このように9月期における新台の総導入台数は約10万台となり、既存の主要機種を脅かすような機械はほとんど出てこなかった。それでも6.5号機の登場などによってホールの新台購入意欲が以前よりは多少なりとも高まりつつあることだろう。

スマートパチスロの解禁日も近づいてきており、パチンコ業界全体の盛り上がりに繋がってほしいところだ。


コメント:4件 コメントを書く

  1. スマート機のための回収に入っているので今パチ屋に近づくのは危険です

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  2. 新台10万台でどのくらい客から吸い上げているのだろか?

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