本年10月期には、全国でパチンコ・パチスロの新台が計13万台ほど導入されていた(編集部調べ)。なお、本稿の数値はインターネット上で情報公開しているホールの機種別台数を足し合わせたものであるため、実際の設置台数に対して9掛け程度になっている点をご留意いただきたい。
ちなみに9月期ではパチンコ新台が約5.8万台、パチスロ新台が約4.4万台市場に導入されており合計10万台程度。それと比較すると10月期は3万台ほど多かったことになる。
パチンコの新台は8機種導入され、「P真・牙狼2」が約2.5万台で一番手となっていた。近年では2万台以上設置される機種がだいぶ少なくなっているため、何だかんだと言いながらも「牙狼」ブランドは未だ健在といえるか。ちなみに昨年6月に導入された「P牙狼月虹ノ旅人」は約3.9万台、本年1月の「P牙狼月虹ノ旅人絆 GIGA GHOST Ver.」が約2.8万台だったことも付記しておきたい。
そして「ウルトラマンティガ 1500×84」が約2万台、「Pうしおととら~超獣SPEC~」が約1.6万台と続く。結果的に10月期におけるパチンコ新台の合計台数は約8.7万台と台数こそ多めだったが、既存の主力機と比べるとやや盛り上がりに欠けていたと評さざるを得ない。
一方でパチスロ新台は7機種が導入されて「パチスロ バイオハザード RE:2」の1.4万台がトップ。他は全て1万台以下に留まり、合計台数は4.5万台だった。9月期とほぼ同数という集計結果になっている。
6.5号機の登場によりホールの新台購入意欲が以前よりは高まりつつあるも、全国的に大量導入される機械はまだまだ出ていないのが現状だ。スマスロの解禁日まであと少し。まずは導入状況を注視したい。
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