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遊技機販売が好調、販売タイトルは全て計画を上回る ~セガサミーHD2023年3月期第2四半期決算

セガサミーホールディングスは10月31日、2023年3月期第2四半期の連結決算を発表。売上高1500億9500万円(前年同期比プラス11.3%)、営業利益95億7400万円(同マイナス34.8%)、経常利益123億円(同マイナス16.6%)、四半期純利益96億1900万円(同マイナス19.9%)で増収減益となった。

遊技機事業においては、パチスロ機では新規タイトルとして「パチスロ甲鉄城のカバネリ」(1万4404台販売)と「パチスロペルソナ5」(9639台販売)を販売し、累計販売台数は3万4712台(前年同期は3万1184台)。パチンコ機ではスペック替えタイトルとなる「Pモンスターハンターダブルクロス 連続狩猟ver.」(5023台販売)の販売を行い、累計販売台数は2万3960台(同2万3118台)。その結果、売上高275億3400万円(前年同期比プラス18.0%)、経常利益20億1100万円(前年同期は13億2400万円の経常損失)となった。

今後は部材調達について引き続き注視が必要としつつも、主力タイトルの投入を本格化していく方針。スマートパチスロ・スマートパチンコに関しては「積極的に投入し、『稼働・設置・販売シェア』の向上に努める」とし、通期でパチスロ機は8万4000台、パチンコ機は11万4000台の販売を計画している。

エンタテインメントコンテンツ事業では、コンシューマ分野においてフルゲームの販売本数は1014万本想定をやや下回ったが、F2Pの既存タイトルが好調に推移。アミューズメント機器分野においてUFOキャッチャーシリーズやプライズ等を中心に販売するなどし、売上高1166億2900万円(前年同期比プラス8.5%)、経常利益172億4600万円(同マイナス24.1%)となった。

リゾート事業では、「フェニックス・シーガイア・リゾート」において政府や独自の観光需要喚起策が寄与し、施設利用者数がコロナ禍前の2020年3月期第2四半期を上回るなど、個人客を中心に需要が回復。一方、海外の「パラダイスシティ」においては各国の渡航制限の影響が継続し、売上高56億4900万円(前年同期比プラス47.4%)、経常損失23億9200万円(前年同期は39億5500万円の経常損失)となった。

2023年3月期通期の連結業績予想に変更はなく、売上高3750億円、営業利益400億円、経常利益400億円、純利益280億円を見込む。


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  1. メーカーだけが肥え太るというバランスの悪さ

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