余暇環境整備推進協議会(余暇進)が22日に開催した令和4年度秋季セミナーにおいて、警察庁生活安全局保安課の坂ノ上圭佑課長補佐が行政講話を行った。
坂ノ上課長補佐は、ぱちんこ営業の健全化を推進するうえで特に必要と考えていることとして、「旧規則機の撤去等」「ぱちんこへの依存防止対策」「遊技機の不正改造事犯等の絶無」「遊技機の流通における業務の健全化」「賞品買取事犯の根絶」「広告・宣伝の健全化の徹底」「業界の社会的地位の向上のための取組」の7項目について言及。このうち「旧規則機の撤去等」については、新規則機への移行が順調に行われたことに対して評価するとともに、いまだ倉庫等に保管されている撤去機の適正な廃棄処理の徹底を要請した。
以下、講話の全文を掲載する。
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皆様方には、平素から警察行政の各般にわたり深い御理解と御協力を賜っており、この場をお借りしてお礼申し上げます。
本日の一般社団法人余暇環境整備推進協議会の令和4年度秋季セミナーにつきましては、3年振りの会場開催ということで、こうして会場において直接御挨拶を申し上げることができることとなりました。引き続きよろしくお願いいたします。
社会経済の再生という観点から、新型コロナウイルス感染症による様々な制限が緩和されつつありますが、未だにその終息の気配は見えておらず、最近もまた、感染者数が増加しています。ぱちんこ業界の皆様方におかれましても、依然として厳しい状況が続いているものと思います。そのような中、業界においては、店舗においてクラスターを発生させないという強い思いの下、業界で策定したガイドラインに沿って、あるいはそれ以上の工夫をして、対策を講じており、また、適切な情報発信等にも努めていると承知しており、皆様方の御努力に改めて敬意を表する次第です。ガイドラインについては、現在、政府の最新の方針を踏まえ、改定作業中であると承知していますが、引き続き、政府や各都道府県からの情報や要請等を十分に踏まえつつ、感染防止対策を徹底していただきたいと思います。また、製造業者、販売業者等の皆様方におかれましても、それぞれの業務に応じた対策を継続されており、引き続き、業界一丸となって、この危機を乗り切っていただければと思います。
さて、本日は、せっかくの機会ですので、ぱちんこ営業の健全化を推進する上で特に必要であると考えていることについて、何点かお話をさせていただきます。
1点目は、旧規則機の撤去等についてです。
御存じのとおり、平成29年の国家公安委員会規則改正に伴う旧規則機の撤去に係る経過措置期間が、今年の春、全ての遊技機について満了しました。新型コロナウイルス感染症による影響はありつつも、大きな問題もなく順調に入替えが行われたと承知しています。これは、パチンコ・パチスロ産業21世紀会の決議の下、ぱちんこ営業者、製造業者、販売業者等が協力し、計画的な撤去を進めた結果によるものだと思います。改めて業界全体のまとまりの重要性を認識するとともに、これまでの皆様方の取組を評価したいと思います。
一方、撤去された遊技機については、いまだ相当数が倉庫等に保管されていると伺っています。過去にあった野積みのような問題を発生させないためにも、業界全体の責任として、遊技機の適正な廃棄処理の徹底をお願いします。
警察との癒着力と匙加減で何とでもなる産業。
課長殿にはジャグラーの設定1を自分のお金で打って見てください。
今の枚数でどれほど健全か身を持って知るべきです。